大石静流「いい男の見分け方」
TVのインタビューコーナーに、脚本家の大石静香さんが出ていました。彼女のドラマって、「こうすりゃあ、視聴者は他愛なく喜ぶのよ」という意識がここかしこに垣間見えるような、なんだかあざとい感じがしてあまり好きではないんですが、今やっているNHKの「ガラスの家」にしろ、以前やった「セカンドバージン」にせよ、人はまんまと乗せられて、私も見ちゃっているわけです。ドラマについてはそうなんですが、司会者の思惑に合わせず、おもねず、淡々と自分を語る姿に、私は強い女性を見て、好きになりましたね。「あさイチ」の、全国の主婦層が見ている番組で、「夫はいるけれど、婚外恋愛している」とさらっと言ってしまえる、その潔さ。出会いの順番と言うのは残酷で、結婚してから出会ってしまったとしたら、それは婚外恋愛でしょう・・。それを不倫と呼ぶのは、自分は好きではない、と。なるほど。大石女史に抜擢されて、無名の俳優さんが、あっという間にスターになるケースが多いのだそうですよ。女史の男を見抜く「ポイント」は、4つあるそうで、1.清潔感2.空間の占有度3.口角が上がっている4.後ろ姿に品がある・・だそうです。空間の占有度と言うのは、その場の雰囲気を圧倒するオーラでしょうかね、どんなに魅力的に見えても、去っていく後ろ姿が貧相であれば、その人は、ダメなんだそうですよ~。口角があがっていなけりゃ、見込みなし・・ですと。なるほどね~・・です。さすがに多くの男を見て来た人だけある。62歳だそうですが・・敵わんなぁ。