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6月7日の朝にいきます

6月7日の朝にいきます

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2023年05月16日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
30歳半ばに​​​​​​喘息で救急搬送され、入院した時のこと。
6人部屋に入れられたのだが、隣の空いていたベッドに、翌日、高1の女の子が入ってきた。

彼女は私と同じく喘息患者で、私よりひどい大発作で運ばれ、数日間はICUにいたらしい。
「私ね、意識が無くなって、夢の中でお花畑を見たんです。 とってもきれいだから
ずっと先まで歩いて行こうとしたら、亡くなったおばあちゃんが来て『来ちゃだめ』って…」
そこで目が覚めたら、お医者さんと目が合ったとのこと。

よく聞く話だが、彼女はまだ子供で、それまでに
黄泉の国との境で見るお花畑のことを、誰からも聞いたことはなかったと言う。
ちなみに、生死の境目を彷徨った際に、お花畑を見たと言う人を私は他にも何人か知っている。

私にはこの経験こそないが、不思議な事柄には幾度か遭遇している。

例えば小学生の時に、写生の授業で地元の神社に行った際。
クラスメートの男の子が「狛犬に乗ると病気になるよ」と言ったので、
「そんなの迷信よ」と返して、狛犬にまたがってみたところ…
その夜、いきなり嘔吐して、往診を受けたが、まったく原因が判らなかった。

パリで、4区だったか3区だったかの街を歩いていた時、何故かとても懐かしくて
「この先にユダヤ教会があるはず」と思い、歩いて行ったら、本当にあったこと。

物理的にどうしても無理だと思うスケジュールが、急な新幹線の遅延でスムースに運ばれたこと。
原稿の締め切り前には時々あることだが、 レイアウトのアップが遅れてしまい、
締め切りに間に合いそうにない運びとなっても、不思議と時間までに書き上げられること。
今迄に遅れたことは一度もなく、これに関しては神様か守護霊様に護られていると感じている。

自分でも怖くなるのは、理不尽に傷つけられ「罰が下ればいいのに」と思うと、そうなってしまうケース。
以前、ある芸人さんを取材した際、当時は喘息薬の副作用でムーンフェイスになっていたのだが、
「顔、どうにかしたら? その顔じゃ、男、いないだろう?」とその芸人さんは言い、
私は体のしんどさもあって、取材後に恨み言を呟き、涙を流しながら帰路に付いた。

ところがそのわずか数か月後に、彼の小学生の息子さんが急な腎臓病で入院し、
ひどいムーンフェイスになった、と週刊誌が報じた。

またある時は「彼女は母親と仲が悪いんだって。信じられない。だから変な人なのよ」
と、あちこちで自身と母親の仲の良さを告げながら、私を悪く言っていた女性が、
1年も経たないうちに自身の最愛の母親を台風の被害で亡くしたと、こちらは新聞で知った。

取材で知り合った真言宗の僧侶が「あなたには霊能力があるので、それを封じたほうがいい」と言い、
私は何か霊的なものを感じた時に唱える、ご真言を教わったこともある。
実際、何か異様な空気を感じる時に、そのご真言を唱えたら、平常に戻ったことも幾度かある。

「私にすがっても無理。私にはあなたを成仏させてあげられる力はない。
だからイエス様や仏様、観音様、シバ神・・・あなたの信じるものにすがりなさい!」
そう語りかけることも教わり、それもけっこうよく声に出して言っていた時期がある。
ちなみに、教えてくれた僧侶は、そのことで、びた一文も請求することはなかった。

目に見えない力・・・。良いこともあれば、悪い結果を招くこともあるようだ。
信じるか信じないかは自分次第だが、大事なのはそのことで誰かの言葉に振り回されないこと。
怪しい人や怪しい宗教を見抜けるよう、冷静になる時間を設けること、

無神論者の父は、私からこんな不思議な話を聞くたびに、
「見てきたような嘘を言い」と、目に見えないものを常に否定したっけ。






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最終更新日  2023年05月16日 04時50分06秒



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