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6月7日の朝にいきます

6月7日の朝にいきます

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2024年06月24日
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​​​​関東地方もようやく梅雨入りとなった。
例年通りに咲いた紫陽花が、すでに終盤を迎えている場所も少なくなくて、
なんだか今年は(も?) 春からずっと気候がおかしい。

今はもう撮影に出ることがなくなったが、現役だった時、雨には左右されたものだった。
特に大雨で、新幹線が止まったり飛行機が欠航になった際は、スケジュールが狂ってサイアクだ。

ただ不思議とカメラマンには「晴れ男」や「晴れ女」が多い。
撮影は屋外でのものと屋内でのものがあるが、
外での際に、降られることが極端に少ないカメラマンは、確かにいた。
対して撮影時に同行するライターは・・どうだろう? 
雨男や雨女もいたはずだが、同業だと同じシーンで一緒にはならないので、良くは知らない。

そういう私は、「嵐の後の晴れ女」と言われていた。
前夜や当日の未明までは大雨や台風などで、とてもオープンでの撮影は無理そうな日でも、
出発の直前に雨が上がり、風が凪いで、撮影は可能となることが多かった。
(まるで私の人生そのもの?) 

あれは40歳頭の頃だったか、北海道での取材があり、でも台風の影響で飛行機はどの便も欠航となっていた。
無理かな? そう思って編集者からの連絡を待っていたが、かかってきた電話の内容は
「カメラマンが、ライターが貴女なら羽田空港に予定通りに集合しよう、って言うのよ。
あの人、嵐の後の晴れ女だから」と強調したらしい。

ご期待に応えられたようで、私たちが乗る予定の便の一本前まで、他の航空機会社はどこも欠航したが、
私たちの便は、予定通りに北海道へ飛ぶことを決断した。 ほんの数十分の差だった。

本当なら「嵐の後の晴れ女」ではなく「晴れ女」であるほうがいいに決まっている。
ハラハラしながら天気予報に釘付けになることなく、安心して出かけられるのがいちばん。
でも、「雨女」で撮影が中止になったり延期になるよりは、ずっとマシ・・・かな?

今でも、プライベートでの約束で屋外へ出かける予定の時、この「嵐の後の晴れ女」はほぼ健在である。
朝一のテレビの天気予報で「雨」と出ていても、出掛ける時間になると
「思いの他早くに雨雲が去り・・」とアナウンスされる。

そういえば、母は雨女だ(最近はどうか知らないが)。
まだ姪っ子たちが子供の時、一緒にディズニーランド等へ出かける予定の日は、ほぼほぼ降られた。
雨のために乗れなくなった「ダンボ」の前で、半べそをかいている姪っ子たちの写真が残っている。
これは母にも気の毒な話だが、ただ、どうして母が参加する日に限って雨となるのか、とても不思議な偶然だ。

「晴れ女」「雨女」 単なる偶然の重なり?
なんだかそれだけではないような、そんな気もする。







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最終更新日  2024年06月24日 12時00分14秒
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