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 格調高く、『世界の中の日本絵画』という本を見ていたのですが、おかしくて、しばらく、笑いが収まりませんでした。

 日本の絵画を世界の名画と比較する本ですが、日本の、「病草紙(やまいのそうし)・眼病治療図」と、レンブラントの、「父の眼を治療するトビアス」との比較。

 
 レンブラントの方は、見つかりませんでしたが、まあ、おなじみの、こんな風な絵です。


 一方、日本の方は、これ

 目から、血が噴出しているのを、庶民的な顔をした、おばさんが、大きな鍋のようなもので受け止めています。

 病人の表情も、医者の表情もおかしい。
 
 隣の部屋では、ふすまを開けて、その様子を、笑いながら見ています。



 本の解説には、

「 題名のとおり、どちらも眼病を治療する場面が描かれている。

しかし、病苦の深刻さにおいて、両者には大きな違いがある。

<病草紙>には、このほか「肥満の女図」や「風病の男図など様々な症例が取り上げられているが、いずれも深刻さはほとんどなく、むしろ人々の笑いを誘うユーモラスな描写となっている。

一方の、<父の眼を治療するトビアス>は、大天使ラファエルが見守る中、失明した父の眼を治療するトビアスと、それを心配するように見つめる母を描いた作品である。
レンブラント特有の暗い空間の中に、登場人物の真剣な表情が浮かび上がっている。」

とあります。

 12世紀末の作品だとのことで、有名な、「鳥獣人物戯画」が、12世紀中頃らしいですから、少し後の、作品です。

 「病草紙」の方が面白いが、まあ、教科書には載せることはできないでしょう。



 しかし、昔の日本人は、何を考えていたことやら。






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最終更新日  2011年02月23日 12時59分40秒
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おひさしぶりです   yayaです さん
病草子おもしろいですね
日本人は昔からユーモアがあったのですね
レンブラントなどはこういう画は描きたくてもかけない立場だったのでしょう
(2011年03月03日 17時29分44秒)


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