爺様本の二回目の校正が来ました。
イラストが組み込んであり、かなりそれっぽくなっています。
まだ若干訂正するところがありますが、だんだん本になってきて嬉しいです。
表紙のサンプルも出来上がって来ました。
二種類あるのですが、どちらもなかなか良さげです。
まだサンプルなので、実物は若干違ったものになるかもしれません。
(ちなみに裏表紙は、ターミ兄がラブ爺号を押して、坂を上って来る写真です)
あとは私の文章だけですわ。
シコシコ更生に、いや校正に励んでいる毎日です。
ここに足を運んでくださっている方には、一般書店に並ぶよりも早めに
お送りしたいと考えています。(もちろんご希望の方だけですが)
出来上がった時にはまたお知らせしますので、メッセージをくださいね。
本の中身のほとんどは、ずっとブログを読んでくださった方々にとっては、
「ああ、あれね」
と言った感じになると思います。
介護に疲れ、時にプッツンしながら、決して完璧とは言えない介護をしている
私達の日常が綴られているだけです。
介護そのものを心から楽しんで、余裕で(おそらく)こなしていたワンコのかあさんや
本文中にも書いた近所の優しいおばさんとは大違いです。
そんな内容で何を偉そうに…と言われてしまいそうですが、私にはどうしても
お伝えしたい事がありました。
それは、「介護の思い出を、楽しくいとおしいものにしよう」ということなのです。
命はいつか終りを迎えます。
そのあとに残った想い出が、辛くて悲しくて嫌なものだけだったら・・・
一所懸命に生きたわんこ達の、犬生が意味をなさなくなってしまう。
それは、犬達にとって不本意なのではないか、と思ったのです。
犬達が言いたかったメッセージ、それは「一所懸命に生きる」と言う事ではないでしょうか。
それが伝われば幸いです。
私のつたない文章では難しいかもしれませんが。
さて、今週のきいちゃんです。
また例によって例のごとく、レオン君達とお散歩に行きました。
ボール飲みの後遺症から立ち直りつつあるレオン君
11歳だけど、若けぇもんと一所懸命に遊ぶ小太朗君
キッドの大好きなくららちゃん。
キッドの最近の好みは、気の強い女の子を怒らせて、いじめられることのようです。
こうして集まっても、きまってちょっかいを出すのは♀のくららちゃん。
そして、怒ったくららちゃんに、
「きぃぃぃ!」と追いかけまわされるのが、キッドの狙いらしい。
背中の毛を逆立てて、ふたこぶラクダになりながら、へらへらと逃げ回っています。
「ねえねえ、怒った?」(キッド)
「ボク、踏まれてるよぉ」(レオン)
あまりにも馬鹿馬鹿しくて面倒くさくなると、くららちゃんはお立ち台に逃げて
「やってらんないわ」
と相手にしなくなるのですが。
最後に、まったく個人的な話です。
最近、ラテンダンスに凝っているワタクシ、7月のとあるパーティに図々しく
出演することにしました。
習い始めて、4か月ちょっと。
それでデモンストレーションは図々しくないかい?なんですが、バレエをやっている
おかげで、結構進むんですわ。
ジルバに始まり、マンボ・ルンバ・チャチャチャ、それからブルースにワルツ。
踊るって楽しい~
で、図々しく出ることに決めたのであります。
どんな振り付けをしていただけるかな。
今だから出来ることを、精一杯楽しもう。
爺様との生活で学んだことです。