仔猫の日常

バイトから帰った長男に、

『お母さん、最近キツクない。母親なんだよ！分かってんの！』

『わかんない』

って、返事しちゃったよ・・・。

だって、わかんないんだもん。

そんなつもりもないし・・・。

自分の事はもうひとりでやって欲しいよ。

これが本音だ。

いちいち、バイト代の引き出しぐらい自分でやってよ。

こっちだって、お金の引き出しだってままならないのに・・・。

そんな風に言われるのは、心外だよ。

とは、言えない所が悲しい。

携帯の請求書をちゃんと見せてって言うけど、

支払いは、お母さんが支払ってるんだからさ。

じゃぁ、自分で支払ってから、偉そうに言えっつーの。

とも、言えなかった。

子供にしてみりゃ、病気が良くなって

働いているように見えるんだろうな。

日々、残業してる訳で、それがどれだけしんどいかなんて

理解不能なんだろうな・・・。

今日は通院日で先生にお薬いっぱい貰ってきた。

話しも、アタシの意見を述べたまで・・・。

もう、明日、会社に行くのがイヤになってきたよ。

先生には、半年はがんばって働くけど、

辞めるかもって・・・。

条件が違いすぎるし。

とりあえず、半年過ぎれば、失業保険の受給資格は得られるし。

アタシは事務員で、今のお店に就職したんだもん。

それが営業で、遠くの店に行ったら、自分が壊れそうだ。

毎日、残業して21時過ぎの帰宅になって、家事なんて・・・。

また、元に戻っちゃうのは絶対にイヤ。

病気の事を知らない、会社の人達は期待されて、栄転でいいじゃん

なんて簡単に言うけど、プレッシャーと責任の狭間で苦しいだけ。

やっぱり、病気の事は話しておくべきだったのかな。

いずれにしろ、体調は間違いなく、崩してる。

メンタル的にも、苦しい時だな。

乗り越えられるか。

また、後退するか。

弱い時だって、あるさ。

気弱になったって、しょうがないじゃん。

だって。

だって。

親戚が自殺したって、こんな時に聞かされたんだもん。

子供の頃に良く遊んだんだよな。

ウチの母親も分かっているようで、分かってないな。

そんな話しはしないで欲しかったな。

アタシの中でその衝動が、また、襲ってくるんだよ。

このシーズンはダメなシーズンなんだよ。

フラシュバックとの戦いなんだから・・・。