か、か、乾燥肌?
初めて読む方はか、か、花粉症?を先にお読み下さい~。長男が余りにもヒステリックに叫ぶので、内心「大袈裟だなあ・・・神経質なんだから・・・」なんて、呑気でいい加減な母は思いつつ、再度、台所から息子達の姿を見ると、テレビの画面は全然汚れてない。それに、息子達の姿はそこには無く、テレビの側面で何やら、擦っている・・・「え、テレビ画面にクリームを塗ったんじゃないの???」と思いながら、息子達に近づいてKonnieびっくり仰天!息子の保湿剤は、テレビ画面なんかに塗ったんじゃなく、側面のスノコ上になったところ。なんて説明したら良いのか分からないけれど、とにかく、隙間にクリームがベッタリ詰まっている・・・Konnie絶句。おいおい、こんな狭い隙間にクリーム塗りたくっちゃって・・・どうやって拭い去るのよ・・・なんて怒りメラメラな反面、思いもよらぬ、こんな所にクリームを、しかも、自分の保湿剤を塗りつけるなんて・・・と呆れて可笑しくて大笑いしたいのと、気分、ごちゃ混ぜ。綿棒も太くて入らないような隙間。ティッシュを細くよっても、今度は強度が無くてクリームは取れない。おいおい・・・もう、面白すぎる・・・。でも、ここで笑ったら駄目だし・・・「自分でダディーに説明しなさい!」と逃げてしまったら、タイミングよく、ダディー帰宅。長男、恐る恐る、ダディーの手をとり、事件現場にご案内。Daddy(以下D)「Why did you do this!(何でこんな事したんだ!)」長男(以下N)「Because... because...(だって・・・だって・・・)D「Why Did You Do This!?!?!?」N「だ、だ、だって・・・テレビのお肌、乾燥肌でざらざらでしょ。 可愛そうでしょ!痒くなっちゃうでしょ!」D「!!!!か、乾燥肌?テレビが???」N(凄く、偉そうに) 「そうだよ、花粉症だから、クリーム塗らないと、お咳出ちゃうよ」D(ちょっとガックリ、反面、ウケながら) 「Listen, Buddy(お前、聞きなさい) ・・・(チョット考えて、日本語に切り替えた夫) あのね、テレビは乾燥肌じゃないし、花粉症にならないの。」N「どうして??テレビを消す時、バチ!って言うでしょ。 テレビのお咳だよ」D「あれはお咳じゃないの。あなたの優しい気持ちは分かるけど、 もう、テレビにクリームは塗る必要ないから。テレビが病気に なった時は、油とかテレビのお薬をあげないと、余計に病気に なっちゃうよ。Nも病気の時はNだけの薬を飲むでしょ?」N 納得したのか「ごめんなさい」ホントに花粉症だ、乾燥肌だって思ってクリームを塗りたくったのか真意の程は定かじゃないけれど、咄嗟にそんな言い訳が出るなんて成長したなあ・・・と思う反面、これからは私もち~っとは知恵を使わなきゃなあ。このやり取りを実家の母に話すと母 「あなたがN位の時、テレビの画面、側面、周りの壁、全~~~~部にクレヨン思いっきり落書きして他の覚えてる?」覚えてます。覚えてますとも・・・だって、あなた、証拠写真を撮って、アルバムに貼ってあるでしょう(苦笑)母 「その時、あなたの言った言い訳は、だって、テレビが可愛くして♪ って言ってるんだもん♪だったよ。やっぱり親子で血は争えない わね~~~~」・・・ち、ち、血ですか・・・もしかして、長男のいたずらを見て、こいつ、面白い事する!って思ったのは、昔の血が騒いだって事なのかなあ。長男が夫にお説教されている間、次男は、甘えた目(まさしく、Puppy Eyes)でベッタリくっついていた。「僕は何にも悪い事してないよ~~~~」って思っていたのか「お兄ちゃんを叱らないで・・・」って思っていたのかは分からないけれど、ここまでやったら叱られるって言うのを体で覚えているのは確かで、長男よりも世渡り上手になるんだろうなあ。