お弁当作りと日々の徒然

人は、達成感を味わうと
ある程度、精神的に落ち着くというか、
ある程度、幸福感を感じられるというか、
そんな気がするのですが。。
で、達成感を味わう、
って言うと、
とってもたいそうな感じがして、
例えば、
何々プロジェクトに成功
とか、
何々コンクールで優勝
とか、
そんなことを思い浮かべてしまって、
あぁ、ワタシはもう、そんな所にはいないわ。。
だから、達成感なんて味わえねぇ。。
って、嘆いてしまいがちだけど、
そんなことはない。
日々の日常で、
達成感を味わえるんよねぇ。。
それは、
家の労働を、
最初から最後までやりきる。
ってこと。
だけ。
いや、もっと言うなら、
はじめは自分がやり始めたのでなくっても、
最後の片づけの終了部分を
自分が担う。
これだけで、達成感味わえます。
はい、間違いない。
もちろん、
ほにゃららプロジェクト成功
よりは、ちっぽけです。
ほにゃららコンクール優勝
よりも、ちっこいです。
けど、
ちっさい達成感をいっぱい集めれば、
大きさはそれなりになるんよ。
おっきい丸を書くんじゃなくて、
ちっさい丸をいっぱい書く。
そたら、紙はびっしり埋まる。
やり始めて、
その片づけをしない人。
ご飯を作って、
出来たら終わりの人。
これだとね、
やってる本人には
達成感が生まれへんのよ。
丸が描けてない。
まだ、丸が繋がってない。
いつも、C　で終わってる。
その続きを誰かがして、
その誰かが
達成感を横取りしているんよ。
この、ちっこい達成感が
たくさんあればあるほど、
人は充実している気分になれる気がする。
実際、充実しているかどうかは
知らん。
けど、
充実感なんて、
物体としては存在してないし、
その人が感じるかどうかだけの話やから、
気分になれたら
それでよし
だから、
やりっぱなしの人ってのは、
間違いなく達成感得られないから、
精神不安定になるよ。
で、
なんで、最後までしないのかな
って見ていると、
もちろん
めんどくさい、とか
あるんやけれど、
最後までやるってことは、
なんであれ、
それが自分の完成形になる。
それが、
いいものなんか、
できそこないなんか、
まあまあなんか、
ある意味、結果が突きつけられる。
すると、この結果は
アナタの責任ですね、
って、責任を持たされる。
そこから逃げてる、
ってことやろなぁ。。
深層心理ではそういうことやと思う。
ええのよ、出来損ないの結果でも。
不出来な出来栄えでも、ええのよ。
とにかく、丸がきちんとつながって描けていたら
不細工でも丸は丸、
やねんけどね。
大きくて立派な丸なんて、
一生描けないねんから、
ちっさいのが
いっぱいで、
それでよい。
それがよい。
それに気づいて、
いっぱい、達成感感じたもん勝ち。

さて今日も、ちっさい丸だらけ～、ちっさい丸しかない～、のお弁当