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2005年11月02日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日はチャングムが働く「スラッカン」(水刺間)についてお話します。

王様に献上するご飯(食事)を特別に、゛スラ"と呼び、その食事一式を゛スラサン"と言います。
スラサンを受け持つ部署が「スラッカン」です
。※字のまま読むと「スラカン」ですが発音は「スラッカン」

まず、スラサンに上がる料理は「ネソチュバン」(内焼厨房)で作ります。
※ハン尚宮、チェ尚宮、ミン尚宮などが食材を切ったり、焼いたりして料理を作っている所です。
ドラマではたいてい、この場所で料理を作るときに軽快な音楽が流れます…

当時の宮殿は、この「ネソチュバン」から「ネジョン」(王様の部屋)まで距離がかなり離れていた為、ある程度調理した料理を一旦「テソンカン」(退善間)に移し、そこで器に盛り付けて献上したとのことです。

「スラッカン」の女官といえども皆が「テソンカン」に出入りできたわけではありません。
 (なにせ王様のおそばですから…)
決められたサングン(尚宮)と補佐役の女官数名だけが当番制で出入りを許されたのです。

チャングムの母親が、料理の極意を書いた手帳を隠しておいた所が、この「テソンカン」です。
幼いチャングムが勝手に出入りしたのですから、怒られても当然な訳です。

珍上品の高価なお米を「テソンカン」で炊くと、宮中はその香ばしいかおりで充満したそうです。


゛スラサン"には12個の器が上がります。 そのすべての器(おかず)は調理法と素材、材料が重なら無いのが原則になっています。
実際にはもっと多くのおかずが卓上を飾ったとのことです。
また、ご飯2種類(白米・穀米)、キムチ3種などは別に上がります。

生鮮で、焼いて、煮て、蒸して、茹でて、漬けて、乾かして、和えて…


「スラッカン」は毎日が戦場です。







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最終更新日  2005年11月02日 15時16分21秒


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