思いと行いが大切
コナン・ドイルの人類へのスパーメッセージに記載されています。個人の責任と愛が持つ救済の力、これは非常に大切なことです。個人の責任の問題には反駁の余地はありません。というのは、物理的な世界における具体的な行動だけでなく、心の奥底で何を考えるか、その理由は、人間が死んだ後に行く霊の世界は、思いの世界、自分の思いの世界、自分自身の思いの世界だからです。つまり、現在住んでいる外的な世界ではなく、内的な心の状態の世界なのです。人間の抱く思いは行動を促します。さらに、人がとる行動は自分のむまわりの人々になんらかの思いを引きおこします、かくて、結局思いの世界に戻ることになります。まさに人間が蒔いた種を刈り取るのです。「広い意味で考えれば、人間が蒔く思いの種は行動であると解釈することができます。しかし今の私には、思いのほうが行動よりも、より強力なものであるように思われます。というのは、人間が地上に去って最初に直面するのは、自分の思いの世界だからです。」またこのように語っています。読者質問「死んだ後の最初の印象はどのようなものでしたか」私が考えていたものとはまったく違ったものでした。正統時なクリスチャンであれ心霊主義であれ、これは皆同じく当てはまる体験のようです。期待していたサマーランドあるいは天国とはまったく違った世界です。霊界でどんな生活を送ることは、新しくそこにやってきた人の精神性の質と関係があります。それよりも、肉体をもっていたときの人生において、他の人々に対してまた人間全体に対してどのような態度をとっていたかということによって左右されるようです。考えていたよりもずっと素晴らしい境遇にある自分をみいだす人もいれば、奴隷のような境遇にいる自分をみいだす人もいます。人間は地上を離れ霊の世界に移行するとき、すべてがバラ色の世界に行くのではありません。もちろん、すへてはその人間が地上を離れるとはに、どのような精神的に体験した欲望のすべての状態、段階をもう一度通り抜けていかなければならないのです。その魂にとって非常に馴染み深いものとなった自我の意識を保持しながら、今やアストラの身体をさいなむ同じような体験したいという欲望・渇望を満たす憧れ・要求を、もう一度体験しなければなりません。コナン・ドイル・人類へのスーパーメッセージ 単行本 – 1994/11/1アイヴァン クック (編集), 大内 博 (翻訳)