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金環日食も終わり、今度は6月6日の金星日面通過が楽しみです。
ただ、金星の大きさは太陽に比べるとかなり小さいですから 肉眼での観測は普通の視力の人では、ぎりぎりの分解能となります。 カメラの望遠レンズや望遠鏡があれば、これに日食のときに 使用した10万分の1まで減光するフィルターをつけると、黒く見える金星が 太陽の表面を移動していくのが見えると思います。 ![]() 肉眼では少し厳しいですから、コンパクトデジタルカメラでも、最大望遠にして ソーラーフィルターをレンズ側につければ観測できるかもしれません。 明るい太陽とその前を通過する真っ黒な金星とのコントラストがありますから 撮影も可能ではないでしょうか。 金星が太陽の端に接触した瞬間が第一接触、完全に太陽の中に入り 金星のもう一方の端が太陽面から離れる瞬間が第二接触、 そして金星が太陽から出る瞬間が第三接触、太陽と金星とが 分かれる瞬間が第四接触です。 金星と太陽の第二接触や第三接触のときには、 金星の影が涙や雫のように見えるブラック・ドロップ現象が 観測出来るかもしれません。 日食が天候などで見られなかった方は、このブラック・ドロップ現象が 観測できるかどうかにトライしてみてはどうでしょうか。 この宇宙は神秘に満ちています。 地球表面と言う空気の底から眺める宇宙。 そんな天体現象を通して、サイエンスに興味を持つ人が 一人でも増えてくれたならと思います。 にほんブログ村に参加しています。ポチっとクリックよろしくお願いいたします。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.24 06:11:32
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