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私のNゲージ考古学

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2016.11.18
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カテゴリ:宮沢模型
先日,ネコ・パブリッシング社より,トミックスブランド生誕40周年を記念し「TOMIXの40年」が刊行されました。トミックス25周年を記念した「TOMIXのすべて」がネコ社から刊行されてから15年。時の流れのはやさには驚きを禁じ得ません。歴代車輌製品の紹介を中心にした「すべて」に対し,今回の「40年」では,トミックスを支えた社員の方々へのインタビュー「証言者たち」が特に目を引きます。こうした方々が,今日のNゲージをつくりあげて来られたことに,あらためて感謝したいと思います。

さて,1970年代から1980年代にかけてはNゲージの完成品はまだまだ種類が限られていました。そのような中で,モデラーの方は様々な工夫をされていました。その一つとして,81年冬のプレイモデルで紹介されたのが,羽田二郎氏による「北国の赤電」711系試作車の作例です。


(プレイモデルNo.8より)

ベースはカトーの153系。羽田氏は,TMS誌上で様々なNゲージ作品を発表されており,同じ1981年には,やはりカトーの153系をベースとした495系架線検測車を製作されています(TMS1981年4月号)。ちなみに711系と同じく「東海形顔」「2扉」の特徴を持つ165系や457系がカトーから発売されたのも,1981年のことでした。

711系は北海道用として初めて登場した国鉄型電車であり,サイリスタ位相制御を採用するなど数々の新機軸が盛り込まれました。
Nゲージで最初に完成品を発売したのは,意外にも(?)宮沢模型でした。
1998年に新塗装,1999年に旧塗装が発売され,2004年には新塗装(冷房改造車)が発売されています。車体がGM,下回りはトミックス(115系用)のようです。
(RM MODELS 1998年5月号より)


(NゲージマガジンNo.31より。宮沢製品をベースにした飯塚正樹氏による試作車の作例)

次いで,2009年にマイクロエースが旧塗装,新塗装を共に発売し,宮沢製品になかった3扉改造車も発売されました。
そして,2016年現在,最新の製品が,カトー「レジェンドコレクション」です(現在のところ旧塗装のみ)。奇しくもマイクロエースの新たなバリエーションも同じ2016年に展開されており,競作となっています。
完成品の種類がごく限られていた頃からすると,711系のように使用地域が限定された車両が複数のメーカーから競作になることは,まさに想像もつかなかったことではないでしょうか。Nゲージの未来がますます楽しみです。





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最終更新日  2017.12.06 21:54:05
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