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カテゴリ:観てきました
すみませーん、更新サボってますー。元気にバタバタですー。
…と言いつつ映画観てきましたとかぬかしたら、張っ倒されるだろうか(^^;) だって『マリア』が市内の映画館で上映中なんだもんさー。 原題は「THE NATIVITY STORY」、つまり、クリスマスのお話。 具体的には、処女懐胎のお告げ少し前から、イエスさまがお生まれになる 直後くらいまでを、いろーんな資料にあたって映画にしてくださってるのだ。 『パッション』のクリスマス版といって、通じる人には通じるだろうか…。 通販でお世話になっているキリスト教グッズの会社さんから この映画のチラシが届いたのは、確かまだ暑かったころ。 全国の教会にチラシやポスターを配布するという話はそのとき聞いてたんだけど、 果たして、やってきましたよ、うちの教会にも。 おお、プロテスタント系の会社なんだけど、そうかー、カトリック教会にも来たか。 神父様はすぐに『お聖堂の掲示板に貼ってきて』っておっしゃって、 居合わせた私はほいほいって受け取って貼りにあがったっけなぁ。 だって、なんと地元の映画館で、それも全国公開と同タイミングで 上映されることになってたんだもん。 知ったときはそりゃ大騒ぎしたもんだ。 上映される映画館の数は全国的にもあまり多くはない感じ。 にもかかわらず、この辺数県では年内に上映される唯一の映画館が、 決して大きくはないこの町の、しかも行きつけのとこだったんだもん! そんなわけで、職場からレイトショーに転がり込みましたのこと。 この映画館さんは、いい映画をいっぱい上映してくださるのだけれど、 気の毒なくらい人は少ない。今回も2人。 ……レイトショーって、割引で1000円。しかも、駐車場のチケットまで くださるので(600円分)、なんだかもう、本当に、申し訳ない…… (と言いつつレイトショーしか行ったことのない私^^;) 決して豊かではない村の、普通の娘さんと若者が、聖家族になるまで。 一言で言ってしまうとそんな感じかなぁ。 私が言うと宗教くさくなりそうなのでやめておくけれども、 別にそんな、宗教臭ぷんぷんって映画では、全くないと思う。 むしろ、それを期待していくと肩透かし食うかも。 と言いつつ私は理由もわからずほろほろ泣いて、トナカイさん顔で帰ったけど。 ずっと昔、友人に聞かれたっけな、クリスマスってどんな感じだったのかって。 イエス様のお誕生日ってのは知ってるけど、他のことも何となく断片的に 覚えている気はするけれど、でもよく覚えてない、って。 最近だったら、クリスマスがイエス様のお誕生をお祝いする日だって 知らないでいろいろしてる人も、相当多いんじゃないかなぁ。 そういう人には、結構おもしろいんじゃないかな。とっても不思議な展開だから。 筋なんてわかりきってる(下手すりゃ次のせりふを当てられる^^;)私が観ても、 結構はらはらしたり、へぇえーって感心したり、笑っちゃったりもしたし、 考え込んだりもした。じんわりあたたかい気分になったり、 逆に冷たい風が吹き抜ける気分だったり、切ない気持ちになっちゃったり。 この世界で現実に起こったことだとわかってても、 それをこういうかたちで目の当たり(?)にすると、見えなかったものが こんなに多いんだなということに気付く。 それから、あちこちにちりばめられてる人々の姿に、心があったかくなる。 ……というわけで。お近くの方、ぜひお運びを。 プロテスタントの方たちは、もしかすると『マリア』という邦題に 抵抗があるのかもしれないけど。 でも、必要以上にマリア様を崇め奉ったりはしてないと思う。 (むしろカトリックの人からその辺文句でないかって心配するくらい。 もっとも私の通ってる教会の人たちからはそういう意見も出てないけど) 話の展開自体は、クリスマスや聖書物語の絵本と、当然ながら変わらない。 でも、多分、どんな立場の人が見ても、相応にいろいろ感じるんじゃないかなぁ。 上映されている場所は多くはないけれど、地元の映画館にも、電車で往復すれば 1日仕事というくらい遠いところから観にいらした方があったそうな。 さすがにそれは誰もができることではないだろうけれども、 お近くの方、よろしければ、ぜひ。 せっかくクリスマスがやってくるのだから。 それにしても本当にもう、すてきな映画をいつも上映してくださる 映画館の方には、ほんっとうに感謝なのだ。 時間合わなくて『いいな』って思っても見逃すことも多いし、 いっつもレイトショーにしか行かないし駐車券もらうしで、 ぜんぜん利益にならないだろうお客なんだけど……^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 12, 2007 12:56:22 PM
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