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■ ドラマ 永久の彼方へ

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2018年03月08日
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===★ズボン> ===★ズボン> ===★ズボン>

                       @@@ 彡ゴロゴロ

 平地に転げた。

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「く、くぅ・・・ おのれっ! この・・・ !! 」

 立ち上がり、怒りを露わにし、振り向いた瞬間っ!

≫≫≫ズっ ボォっ★


 『 ごほっ・・・ 』

 溝打ちにこういちの重いド凄い拳パンチムカッがメリ込んでいたっ!
 さらに、顎への突き上げるような蹴りっ!   シュっ
       『くっ』 スルスルスルζζζ スルスルスルζζζ
 かろうじて回避したカルキ、
 しかし、

     南流 空撃波っ!
   ズ ボーーーーーーーン>>>>

 その動きを待ってたかのように、
              移動中の残像に手を突っ込んで、空撃波を見舞った!

  \|/ズボーン  \|/ズボーン
         \|/ズボーン  \|/ズボーン \|/ズボーン
           \|/ズボーン
  \|/ズボーン  \|/ズボーン
      \|/ズボーン          \|/ズボーン

 なんと、移動するカルキのいたるところで炸裂する空撃波っ!

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「うぉぉぉぉ!

陳東家 東流伝承者 セルフィー・東(あずま)
  「何がどうなっていやがる・・・」
陳南家 殺流伝承者 Ryuichi
  「あのやろう、移動のトリックを、み、見抜いていやがった!」

                      ζζζ スルスルスルζζζ|||

 動きが止まったカルキ、

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「ごほっ な、なんと・・・ !! 」

≫≫ズボっ★


 右拳をカルキの顔面にパンチムカッ叩き込んだこういちっ! 容赦無い攻撃だっ!



ムカッ⊂⊂⊂ドッコォォォォン⊃⊃⊃


X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「うおぉぉぉ・・・

 ガクンと顔が横に傾き、反対側から衝撃の余波が付き抜ける! そこへ!

≫≡≡≫≫ ズっ ゴォーーーンっ★


 速すぎるこういち、足の軌道が全く見えないカウンターになるような強烈な横蹴りが
 炸裂っ!



ムカッ⊂⊂⊂ドッコォォォォン⊃⊃⊃



 衝撃の余波を伴い、ふっ飛ぶカルキ!

≫≡≡≫≫ ズゴォーーーン ≡≡≫≫≫


           彡彡彡ドドドドドド ドサン彡 ドサドサ彡

 地面がトンネル掘削機が通ったように、円筒形の溝を作りながら飛ばされ、両手を付
 いて地面に這いつくばる姿勢で止まったカルキ。

 この光景に、スナーグすら言葉を失っていた。

 地面に這う腕。その指先がピクピクと動き、腕を曲げ、ゆっくり、ゆっくりと体を起
 こすカルキ。

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「ここまで・・・、この姿となったわしをここまで追い詰めるだと・・・」

 片手を地面につけた片膝姿勢になり、こういちを睨みながらつぶやいた。
 こういちはすっと立ったまま、拳を握り、半身の姿勢でカルキを睨んでいる。

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「本気と言った。 容赦しない。
   だが、スナーグに免じて最後のチャンスをくれてやる。
   おとなしくスナーグに投降し、お前の罪を償え。」

 ふと斜め横、少し距離のある先の地面を見たカルキ、

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「き、貴様の・・・、指図は受けぬ・・・」

 ゆっくりと両足で立ち上がった。そして少し距離のある先に落ちていた ☆★王位三
 宝武装具★☆ の最後の一つ、 [[ 悪鬼完防の盾 ]] を見つめ、

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「まだ天はわしに味方しておるようだ。
   そんなたわけた話、わしが取る行動である訳無かろう!
   わしは、 全宇宙の覇者である皇帝、カルキであるっ!

   『装着っ!』 」
             カシャΣ

 大地に置き去りになっていた [[ 悪鬼完防の盾 ]] が、主の言葉に反応し、
 瞬時にカルキの左手に移動し装着された。
 左手でしっかりと握りしめたカルキ。

X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン
  「 ま、まずい・・・・ 」

陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「スナーグ、悪い。
   お前の前に、生かして差し出すことが出来なくなる。」

X クロス14神星 元皇帝 スナーグ・de・バイヤン
  「 ・・・・? 」

 言葉の意味を理解出来ていないスナーグ。

 スナーグだけではない。他の者も、今目の前で起きた事、カルキが[盾]を手にしこれから
 起きるであろう事、目で見てる事と耳で聞く事柄で頭の中が混乱し、丸で脳が付いて来てお
 らず、ただただボー然と見守るだけであった。
 だが、この人は、

陳南家 南流伝承者(扱い) 南 和恵
  「こういち・・・、あなた、とうとうそこまで力を引き出す事が出来る様になったの
   ね・・・。 さすが 陳南家 南流正規伝承者 だわ。

   今の私でも、そして Ryuichi でも、ここまでの戦いは出来ない・・・。
   助太刀すら余地が無い程・・・。 大したものだわ。」

 いつに無く、瞳が潤わんばかりの眼差しでこういちを見つめていた。

 少しよろめきながら、

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「小僧、もう容赦せぬ。」
陳南家 南流伝承者 南 こういち
  「小僧じゃない。」
X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「なんでもいい、覚悟しろぉっ!」

 彡サッ 動いたこういち!

 カルキは [[ 悪鬼完防の盾 ]] を前に向けた。 その途端、既にこういちが
 突き出された [[ 悪鬼完防の盾 ]] を踏み台に頭上に飛び上がり、拳をカル
 キの脳天に叩き込んだ!
トン彡  パンチムカッズガっ★


 続けて体をひねっての後頭部に重い横蹴り!

ムカッ≫≫ズゴっ★


 カルキの動きは、丸でこういちに付いて行けておらず、



ムカッ⊂⊂⊂ドッコォォォォン⊃⊃⊃




ムカッ⊂⊂⊂ドッコォォォォン⊃⊃⊃



 地面に付きぬけた衝撃の余波が粉じんを巻き上げ、地面と水平に進みだし、もう一つ
 の余波と共に、カルキの体がふっ飛ぶっ!

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「うぉぉ」
                      トン彡   彡===サッ
 体を投げ出すように宙を舞うカルキ、それを追うこういちはなんとカルキに追いつ
 き、左手に掴まれ無造作に浮遊する [[ 悪鬼完防の盾 ]] の所で、カルキ
 の顎に足を付けて踏ん張り、左肩から腕に掛けて左右の手套を平行に振り抜いたっ!

     トン彡    きらきらスパっ きらきらスパっ きらきら
                          スタ彡

                      ドサン彡 ドサン彡

 再び地面に転げたカルキ。
 なんとその横で倒れた振動と共に、

           //ザクっ ドサン@ ザザザ@・・・

X クロス14神星 皇帝 カルキ・de・バイヤン
  「んっ !? 」

 倒れているカルキの視界には、なんとなく見覚えのあるモノが上下二つに分かれ、
 自分の元から離れていく・・・。
 一つは地面に突き刺さり、もう一つは地面を這うようにして止まった。







                              -つづく-


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 (おいらこういち、陳南家 南流伝承者 南 こういち だ!)



  ※ このドラマはフィクションです。登場する内容は、実在する人物、団体等とは一切関係がありません。

    また、無断で他への転載、使用等を堅く禁じます。





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最終更新日  2021年01月25日 11時46分37秒
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