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テーマ:最近観た映画。(40128)
カテゴリ:家で見た映画
AKB48のドキュメンタリー映画、第5弾。ナレーションにむかない、おやじの声。なぜ、このおやじがナレーションなのだろう、と思ったら、今回の映画作品の監督でカメラマンで、元NHKプロデユーサーの石原真とのこと。石原真本人がインタビューでしゃべる分はしょうがないけれど、ナレーションはナレーターにまかせた方が良かったのでは。映像作家がカメラを回すだけじゃなくて、しゃべるというのがドキュメンタリーらしいといえばらしいけれど・・・。 いろいろな人にインタビューやカメラを向けたことは評価できる、なかなかの内容だった。題名も素晴らしい。”第2章””第2章”と言い続けてきて、第1章が終わったのがいつなのか。あっちゃんが卒業した時が第1章の終わり?優子が卒業した時?それともたかみなの卒業?おおかたはあっちゃんの卒業で第1章の終わりが始まり、優子の卒業で第1章が完全に終わったと思うだろう。それからの第2章はなかなか始まらず、というか確たる後継者がでないで、生みの苦しみを味わっているのが第2章かもしれない。ある意味、さっしーが1位を取った時から第2章なのかも。そうだと思えば”第2章”は4年ほどやっていることになる。そう考えると、さっしーを倒し、総選挙1位を新顔が獲得した時に第2章は終わり、第3章が始まるのでは。あっちゃんの跡目を継ぐとみられた、まゆゆが支持されず、ぱるるも不甲斐なく、後継者が見つからないまま、さっしー旋風にやられ、時が過ぎ、人気が落ち、やむなく16期生を募集せざるをえなくなったと考えるのは、当然とも思える。 題名の「存在する理由」は素晴らしいネーミングだと思う。”人間か?”という突っ込みを入れたいくらいだ。存在するから存在するのに、その存在価値を見出そうというのは、まるで人類論のようである。人類=人間と同じ存在ということは、存在すべき存在である。 AKB48を背負って立てる人間がいくらもいるにもかかわらず、そのような人間の人選をさけ、運営側が好むアイドルをしたてようと目論み、ファンに支持されず、頓挫してきているのが、この数年のような気がする。チーム8の勢いが、新たなるAKB48の人気のように描いてはいたが、私が思うにチーム8は言ってみれば外様のようなもの。センターはAKB48のA、K、B、4の中から出てきてほしい。それが無理なら、AKB48グループの中から、SKE48のじゅりなやHKT48のさくらたちになってほしい。 横道にそれたが、光宗薫のインタビューが撮られていて、よかった。ただ、このインタビューでも、彼女がなぜAKB48を辞めたのかはわからなかったけれど。辞めたことに後悔はなさそうである。 2016年/日本/108分/G 監督:石原真 出演:AKB48 お薦め度 「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.16 00:32:48
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