|
テーマ:映画館で観た映画(8533)
カテゴリ:映画館で見た映画
時間が空いたので、見てみた。 それほど魅力のある俳優たちではない。いわゆるイケメンや美女が出ていないので日本の観客には、いまひとつなのかもしれない、と面食いの私は思う。しかし、こと西洋人にいたっては肉食系(体育会系)を好む人たちが多いので、その意味では、かの地では(欧米では)受けるかもしれない。宇宙空間において、白人と黒人しか出てこないのは、いかにもアメリカ的だ。その意味では世界を意識した作品ではない。また、非情な設定で行われる、冬眠中断は自分勝手なアメリカ人的発想といえよう。 この作品を見ても思うのだが、人類がどんなに素晴らしい機械を発明しようとも、コンピュータが進歩しようとも、結局、アクシデントが起きた時には人力が必要だということ。すなわち、人間に優る機械はないということになる。 さて、この作品、ある意味、至上のラブ・ストーリーを描いているが、わけわからず非現実的論理で納得させてしまおうとするのが、ありえない。極論すれば、風が吹けば桶屋が儲かる論理である。しかし、その論理でも、ある種感動を生むのは不思議だ。それを感じ取れる観客も不思議た。人間とは不思議な生き物である。 2016年/アメリカ/116分/G 監督:モルテン・ティルドゥム 出演:ジェニファー・ローレンス、クリス・プラット、マイケル・シーン、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア 原題:Passengers お薦め度 「パッセンジャー」★★★★(80%) 字幕翻訳:アンゼたかし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.03.28 23:34:25
コメント(0) | コメントを書く
[映画館で見た映画] カテゴリの最新記事
|
|