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テーマ:映画館で観た映画(8570)
カテゴリ:映画館で見た映画
コナン映画の第21作。少々難解だ。字幕映画やテロップテレビに慣れてしまったのか、聞き逃したセリフがいくつかある。というか、聴きづらいセリフを聞き逃してしまった。アニメだからセリフについては実写作品よりシビアに録音しているはずなのに、なぜ聞き逃してしまったのか。今回の作品は難解な気がする。見終わって何が謎というか、疑問に思ったのか忘れてしまったが、聞き逃してしまったことが原因なのか、本筋からすると枝葉末節なことなのか、それさえもわからなくなってしまったが、来年テレビで放映されたら録画してチェックしなければと思った。それが二か所ある。 さて、非常に凝ったつくりの映画作品であるからして爆破事件などスペクタクルな見どころをたくさん盛り込んでいる。また、ホテルオークラ大阪などラグジュアリで豪華なホテルや豪邸などを映しだし、豪華さを出してもいる。百人一首のカルタ取りは漫画で人気を博し、映画化された「ちはやふる」で頂点に達したと思うが、そのブームを取り入れ、注目をさらうというのは、なんでもパくるディズニー的商法のような気がする。しかし、その読み札に隠された恋の思いをこの作品の物語にうまく調合し、内在させ、秘めたる恋心を如実に、また切なく描いている。この点をとってみれば青春の淡く切ない恋心が、初恋の思いが、強く真摯に感じられ、犯人探しと謎解きと並行して、見る者の心をとらえた。それにしても、事件の真相は難解と思えるもので、その動機も犯罪の手口も腑に落ちる物かといえば、いまひとつ説得力に欠ける。とはいえ、見ごたえ十分で、堪能できるものである。しかし、やはり難解だな。もう一度見てみるしかないか。 関西弁、いいね。クレジットでのエンドソング「渡月橋 ~君 想ふ~」倉木麻衣の歌もいい。 2017年/日本/112分/G 監督:静野孔文 声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、堀川りょう、宮村優子、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、宮川大輔、吉岡里帆、ゆきのさつき お薦め度 「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.05.03 16:11:20
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