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テーマ:最近観た映画。(39982)
カテゴリ:家で見た映画
美人が主役というのはいいものだ。冒頭のオークションが英語だったので、ロシア製作の英語劇かと思ってしまった。すぐに、ロシア語にかわり、ロシア映画という納得はした。 さて、いきなり殺人事件が発生して、状況がわからず、観客は置いてきぼりをくらう。殺人犯人が警察に!?なんてわけのわからない状態に混乱しながらも、現場から逃走する主人公女子大学院生とともに状況把握に四苦八苦する。頼りになる知り合いはいないというより知人・友人が殺されていく。警察も信用できない。頼りになるのは自分と音信不通の元同僚、そして、出張中の男。 事件は国家がらみの犯罪の様相を呈し、謎の犯人から、からくも逃げ続ける主人公。 とてもロシア映画とは思えない、ハリウッドサスペンス映画といってもおかしくないだけのスリリングな展開。そして、ベッドシーンなどもあり、正に今時の作品という気がする。 ただ、あまりに不死身な主人公と魔の手が伸びない関係者に疑問をいだくと、事件の結末がわかってしまう。思った通りの結論にいささか落胆はする。しかし、謎解きと主人公が殺されるかもというスリリングとサスペンスはお見事。 国家を巻き込んでの展開も絶妙。 結末も国家社会の裏取引が、恐怖を感じさせる内容ではあった。 意外と面白い。 2016年/ロシア/93分/ 監督:レナ・ダベルヤーロフ 出演:アンナ・シポスカヤ、ピヨートル・フョードロフ、コンスタンチーン・ユシェケヴィッチ、イリア・リュビーモフ、イフゲニア・マラコーバ 原題:Chistoe Iskusstvo お薦め度 「ラン・スルー・ザ・ナイト」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.06.15 16:29:11
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