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テーマ:最近観た映画。(40010)
カテゴリ:家で見た映画
この作品は実話であり、第二次世界大戦初期のドイツ軍の対外政策を見る点においても参考になる作品である。とても興味深く見た。 ノルウェーという国が立憲君主制の国として毅然とした態度を取り続ける辛辣さ。中立国でありながら、ドイツに降伏を迫られた国。永世中立国であるスイスの兵隊が最強であるというまめ知識を思い起こしながら中立国であり続けるためには武力を保持しなければならないんだと痛感した。 デンマーク王国からノルウェーの国王に招聘されたホーコン7世の決断をノルウェー国民が指示し、今のノルウェーがあることを意識し、とても意味のある作品だと悟った。 時代に翻弄されながらもゆるぎない信念と間違いのない決断と、国王の矜持が試される国難に立派に対応したことを伝える傑作である。 2016年/ノルウェー/136分/G 監督:エリック・ポッペ 出演:イェスパー・クリステンセンアンドレス・バースモ・クリスティアンセン、カール・マルコビクス、カタリーナ・シュトラー、ツバ・ノボトニー、ユリアーネ・ケーラー、アルトゥル・ハカラフティ、スベイン・ティンドベルグ、ケティル・ホーグ、ゲラルド・ペッテルセン、ヤン・フロスタッド、エリック・ヒビュ、ソフィー・ファルクゴール、イングリッド・ロス・ラフテモ、マグヌス・ケーティルソン・ドビー、ロルフ・クリスチャン・ラーセン 原題:Kongens nei お薦め度 「ヒトラーに屈しなかった国王」★★★★(80%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.23 16:06:26
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