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テーマ:最近観た映画。(40126)
カテゴリ:家で見た映画
風変わりな親父だな。 ちょっとした銀行強盗をいつまでもやめられないなんて。 人の親切や信頼を裏切って、生涯現役といえば彼のよこしまな仕業が続けていいもののように思える。そんなことはあってはならないのだけれど。脱獄は何度も繰り返した。それゆえ、監視は常にしつづけるべき人物であったように思う。 誰一人傷つけることなく犯行を重ねた実在の紳士的強盗を描いているとのこと。どこまでが本当でどこからがつくりごとなのかわからないけれど。原作もあるようだ。ロバート・レッドフォードの俳優引退作品ということ。 原題”The Old Man and The Gun”(老人と銃)はヘミングウェイの「老人と海」”The Old Man and The Sea”を意識したものではないだろうか。内容は老人以外なんら似た点はないけれど。 犯罪を取り扱っていながら、なんらおどろおどろしいものはなく、血を流すこともほぼない。落ち着いて整然とした感じのする作品である。また、主人公の内面というか心情についても深く立ち入ることはせず、その存在を認めてあるがままに映し出したように思える。 ロバート、お疲れさまでした。 Amazonにて 2018年/アメリカ/93分/G 監督:デビッド・ロウリー 原作:デビッド・グラン 脚本:デビッド・ロウリー 出演:ロバ-ト・レッドフォード、ケイシー・アフレック、ダニー・グローバー、トム・ウエイツ、チカ・サンプター、シシー・スペイセク、イザイア・ウィットロック・Jr、ジョン・デビッド・ワシントン、キース・キャラダイン 原題:The Old Man and The Gun(「老人と銃」) お薦め度 「さらば愛しきアウトロー」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.02.06 17:33:45
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