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テーマ:最近観た映画。(40125)
カテゴリ:家で見た映画
映画はカラー作品です。 映画「大いなる西部」を見て魅了された女優ジーン・シモンズの作品「聖衣」。”羽衣”のようなものを想像していたが、磔(はりつけ)にされたイエスが脱ぎ捨てたケープであった。 何の呪いもかかっていないケープに呪われたのはそれを羽織った者の心に問題があるという。 ネタバレとなるが、カリギュラが次期皇帝として即位せんとするときから、即位してすぐまでの期間、数年の出来事であり、事の発端がイエス・キリストの刑である。その刑を司った将軍が心の病にとらわれて神の国の主への信仰に目覚めてしまい、そのために命を投げ出すという話。 主役であるリチャード・バートンがほぼ出ずっぱりで、ジーン・シモンズの登場は冒頭と中盤、そして終盤のわずかである。 生きるために信仰は捨てないという精神は崇高なものだけれど、信仰のために命を捨てて良いものだろうか。キリスト教的な作品の神髄は異教徒にはわかりえない。 NHK-BSプレミアムを録画鑑賞 1953年/アメリカ/135分/ 監督:ヘンリー・コスター 原作:ロイド・G・ダグラス 脚本:フィリップ・ダン、ジナ・カウス 出演:リチャード・バートン、ジーン・シモンズ、ブクタアー・マチュア、マイケル・レニー、ディーン・ジャガー、トリン・サッチャー、リチャード・ブーン、ベッタ・セント・ジョン、ジェフ・モロー、アーネスト・セジガー、ドーン・アダムス、レオン・アスキン 原題:The Robe(「ローブ」(長くてゆるやかな外衣)) お薦め度 「聖衣」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.03 22:35:55
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