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テーマ:最近観た映画。(40125)
カテゴリ:家で見た映画
(C)2020 EROS INTERNATIONAL, PLC. ALL RIGHTS RESERVED. ”真実の物語”として映画がつくられるのは最近では珍しい。というのも”真実に触発された物語”と注意書きされるようになって久しいから。裁判という内容もあるのだろうか、”真実の映画”とした、その矜持は素晴らしい。 9.11がこんなにも尾を引いているなんて、誰が知っていただろうか。 無実の罪を着せられて長年拘束されたモーリタニア人。 アメリカは身勝手な正義を振りかざす時があるが、この作品でもよくないことが行われていた。”赤狩り”同様に誰かを密告すれば助かるというような非社会的なことをするアメリカ。アメリカの政府ではそれが正義であるとされる。アメリカ共和党の独善的正義を目の当たりにするようになった現代。アメリカの不正をきちんと認識しておかなくてはならない。 これが現代アメリカにおける病巣であり、現代も行われているということを肝に銘じなければならない。そう思った映画作品であった。 U-NEXT にて 2021年/イギリス/129分/G 監督:ケビン・マクドナルド 原作:モハメドゥ・ウルド・スラヒ 原案:M・B・トレイブン 脚本:M・B・トレイブン、ローリー・ヘインズ、ソフラブ・ノシルバニ 出演:ジョディ・フォスター、タハール・ラヒム、ザカリー・リーバイ、サーメル・ウスマニ、シャイリーン・ウッドリー、ベネディクト・カンバーバッチ原題:The Mauritanian(「モーリタニア人」) お薦め度 「モーリタニアン 黒塗りの記録」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.08 18:03:24
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