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2023.02.23
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カテゴリ:映画館で見た映画

​(C)020 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES​​

なんてこった、これがフランソワ・オゾンの作品なのか。
そして、ソフィー・マルソーの作品なのか。
企画として挙がった段階では、いい作品になるものであったのだろう。
ただ、完成した作品はそうではなかった。

脳卒中で倒れて右手と下半身が思うように動かせなくなった父親85歳。活き活きと生きることが出来ずに死を、尊厳死を望む。そのことを打ち明けられた姉妹の姉。父の気持ちを尊重したいというよりも、頑固者の父親が自分の意思を曲げることはないという諦めから、スイスでの尊厳死を手配することになる。フランスでは尊厳死を認めていないから。
葛藤、軋轢、迷い、逡巡の日々を過ごしてついに…。

親類縁者が次々と現れるのだけれど、忌み嫌っている男性セルジュとの関係性が皆目わからないので不満が溜まる。彼のことを少し説明していたらこの作品を受け入れやすくなったのかもしれない。

高齢で自死を考えると、​「92歳のパリジェンヌ」​の方が痛切に感じられて、考えさせられる。
とはいえ、この作品も実話原作が基。高齢で体を動かせなくなったら消えてしまった方がいいのだろうか。

クレジットを見てハンナ・シグラが出演していたことに驚く。スイスからきたドイツ語を話す女性が彼女だったのか。「リリー・マルレーン」が思い出深い。

2021年/フランス/113分/G

監督:フランソワ・オゾン
原作:エマニュエル・ベルンエイム
脚本:フランソワ・オゾン
出演:ソフィー・マルソー、アンドレ・デュソリエ、ジェラルディン・ペラス、シャーロット・ランプリング、エリック・カラバカ、ハンナ・シグラ、グレゴリー・ガドゥボワ、ジャック・ノロ、ジュディット・マーレ、ダニエル・メズギッシュ、ナタリー・リシャール

原題:Tout s'est bien passe(「すべてがうまくいった」)

お薦め度
「​すべてがうまくいきますように​」★
★★(60%) 
字幕翻訳:松浦 美奈






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最終更新日  2023.02.26 17:58:30
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