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テーマ:最近観た映画。(40000)
カテゴリ:映画館で見た映画
(C)2022 Universal Pictures. ALL RIGHTS RESERVED. ようやく「フェイブルマンズ」を見に行った。 もう公開が終わろうかという時期であるが、1日1回上映ながら続いているのは、人気がある証拠だろう。今回のアカデミー賞にノミネートはされても受賞がなく”エブエブ”があのような風変わりな作品だったので、この「フェイブルマンズ」はもっと良い納得のできる作品ではないかと思っていたけれど、なんてったてオバマ元大統領がお薦めしているんだし、と思ったものだった。 しかるに、本日ようやく見たわけだが、う~んというしかない感じであった。 これを映画で撮るのか。 日常を撮っただけに思える作品を発表するなんて、と思えた。 日常を撮って素晴らしい作品もあるのだろうけれど、なにかしらいろいろと感じないわけにはいかなかったけれど、その起伏、変遷は見る者の心を惹きつけるには及ばない気がした。 スピルバーグが昔を懐かしんで撮っただけ、そう思える作品であった。 この作品に登場する映画「地上最大のショウ」は未見なので、見ていればもっと楽しめたのになぁと思えた。 映画作りとしての監督、カメラマンの動きは見ていて、そうなんだと思える、スピルバーグならではの若かりし思い出が投影されていると思え、それは映画監督としての非凡な才能を感じさせた。 演技でない演技、素と思える演技が好きなスピルバーグらしく、スターとはいえないような俳優たちのキャスティングである。私が見知っているのはミシェル・ウィリアムズくらいで、夫役のポール・ダノも友人役のセス・ローゲンも良く知らない。主人公のガブリエル・ラベルに至っては初お目見えであった。 ジョン・フォード監督役はデビッド・リンチ監督。 2022年/アメリカ/151分/PG12 監督:スティーブン・スピルバーグ 脚本:スティーブン・スピルバーグ、トニー・クシュナー 出演:ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、セス・ローゲン、ガブリエル・ラベル、ジャド・ハーシュ、ジュリア・バターズキーリー・カルステン、ジーニー・バーリン、ロビン・バートレット、クロエ・イースト、サム・レヒナー、オークス・フェグリー、イザベル・クスマン、デビッド・リンチ 原題:The Fablemans(「フェイブルマン一家」) お薦め度 「フェイブルマンズ」★★★☆(70%) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.04.08 17:31:10
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