CT被曝量
日常的な診療での胸部CT 最低10ミリシーベルト
(解説書などで6.9ミリシーベルトが示されておりますが
最低線の数値で現実的ではありません)
造影CT 最低20ミリシーベルト
(一回撮影した後に造影剤を注射しながら
最撮影するもの)
腹部、骨盤CT 最低20ミリシーベルト
全身CT(造影込み) 最低60ミリシーベルト
上記は1回だけの被曝量ですから、回数を
重ねるとその恐ろしさは想像できますね。
国際放射線防護委員会の勧告
一般人の被曝 年間1ミリシーベルト
原発作業員 年間20ミリシーベルト
(任意の5年間の年平均で、但し年間
50ミリシーベルトを越えないこと)
避難対象区域 年間20ミリシーベルト
40年間がんの放射線治療をやられている
慶応大学病院近藤医師の意見によれば
よほどの必要性がない限りCTは避けMRIに
すべきといっております。
ましては細胞分裂が盛んな子供は危険性が
成人の数十倍に上るので絶対避けるべき。
これだけの危険性があるにもかかわらず
厚生省、医師会はいまだにその実態を隠して、
患者より病院の経営重視でCTの検診を
薦めています。
放射能、放射能と騒ぎ立てながら、喜々として
病院の放射能管理区域に足を運ぶ国民も国民ですが。
参照 「健康不安と過剰医療の時代」
第一章 なぜ診断被曝の危険性が
見過ごされているのか
慶応大学医学部 近藤 誠 著