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2006.02.27
カテゴリ：海自
房総半島のほぼ南端である館山市には、館山港があり、そこには海上自衛隊基地があります。ここには、対潜ヘリのクルーの訓練施設が備わっているのです。
対潜ヘリには各種装備が施されているのですが、その中でも異彩を放っているのがソーナーと呼ばれる音響探知機でしょう。 これは、海中を伝わる音波によって潜水艦の位置極限を行うという装備です。ヘリは飛びながらこのソーナーをワイヤーを使って水中に下ろしてさまざまな音を聞き分けるのです。 しかし、この装置の取り扱いには熟練を要し、一朝一夕には成し難いのです。結局、肝心なのは人間の耳そのものであり、かなりの年月をかけて、たゆまぬ鍛錬をしなければなりません。 しかも、期間をあけると勘が鈍くなって元の木阿弥となりかねません。 それだけに訓練メニューにはかなりの神経を使うのです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2006.02.27 22:38:17
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