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☆木漏れ陽の中のちーたんコ☆

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November 21, 2006
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テーマ:徒然日記(22903)
カテゴリ:生活
今日は小春日和の一日でした・・・

家のBフレッツが故障しなかったらもっといい日だったかもな・・・
なんて機械だって人間だって
毎日同じじゃないさ・・・なぁw

だけど明日は今日みたいな天気とも言えないって・・・w
天気を気にするなんて
やっぱり洗濯婆に成長しつつあります・・・

11月の天気って小春日和、木枯らし、時雨に代表されるんだよね

そうそう急に曇ったかと思いきや雨だよってな具合
これが時雨

私の実家の静岡には
「しぐれ焼」というまぁ広島焼みたいなものを指したお好み焼きがあったっけ
時雨と言ったら小さい頃はこれだと思っていたから
ホント埒あかないアホな私・・・

話は戻って古来から時雨は詩歌、俳諧の歌材として用いられてきました。
時雨も初時雨とか村時雨、小夜時雨、片時雨、松風時雨
なんてあったと思います。

芭蕉は四季の中でもこの季節を好んでいたようです。
「猿蓑」では
初時雨猿も小蓑をほしげなり
と詠んでいます。
どうしてこんなもの寂しい季節の時雨を好んだのかな・・・
風流人には
きっとその心に躍らせるものが観えていたのでしょうね

芭蕉が亡くなったのは旧暦の1694年11月28日
大阪の御堂筋にあった花屋仁右衛門の貸屋敷でしたよね
多くの門人に見守られながら芭蕉は息を引き取ったと聞きます
折りしも時雨の季節でした

西行が桜を愛して桜の盛りに亡くなったのと同じように
自ら好んだ時雨の季節に
芭蕉も旅立ったのです
偶然の巡り合わせでも
なぜか心がじんわりします

遠いどこかの時空で
きっと
芭蕉は俳句を詠んでいると思うと
時雨の季節も中々乙な感がいたします






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Last updated  November 21, 2006 07:53:09 PM
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