テーマ:心のままに独り言(8580)
カテゴリ:心のノート
一日一日あなたがセピア色になっていくから
そっと尋ねてみた あなたに出会ったのは悪戯だったの? あなたは冷たく微笑み 答えない 悪い夢だったのか… 私の心が凍えて思う 遠くなっていく記憶の中 あなたと会った虚しい時が 嫌でも蘇ってくる あの時 私は 本気であなたと歩きたいと思った 酔っていたからじゃない 最後のかけをした だからあの時のキスは本物だった 初めて会った時の あの煌めきは 今まで感じたことのない想い これが恋 胸が締め付けられるような 切なく辛い自分だけの世界でのできごとだった だから ほんの一瞬ここに戻った理由が 運命だったと感じた 幻と悟ってもあなたに会い どこかにある未来をみたいと 幸せ運ぶ桜色のコートを身に纏い 戸惑いながらも あなたに会うことを決心し 代わりに かけにでた 私の全ての時を この恋に使いたいと覚悟して そんな覚悟の上の時だったことなんか あなたは知らない 否 知っていたのかもしれない でも 運命なんていうものは ここには存在しなかった 今 心の中の夢になる 砂時計の砂が記憶に落ちていくような うすぼんやりとした幻想の中で 決して存在しない人に あなたは姿を変えている 何も言わない時の 夢幻の落し物になり そして 永遠に冷たく 私に微笑むのだろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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