カテゴリ:なんとなく異文化
何がなんでもありなのか? 昨夜、オリンピックのアルペン複合をみていたら、アメリカの選手が スタートするときだけ、妙にうるさいがなり声が聞こえる。 選手がスタートゲイトに立ってから、スタートするまで (スタートしてしばらくしても続く) 「カモン テディ! ゴウ!テディ! ゴウ!ゴウ!ゴォー ウ!!! 」 なんて掛け声が聞こえる。(このテディは、テッド・レガティのこと) なんだか随分にぎやかなコーチがいるんだな、と思っていたところ、 NBCのコメンテーターのいうところ、なんとプロの俳優(コメディアン らしい)が、選手のモチベーションを上げる役割の為に 使われているという。 60代後半くらいの恰幅の良いおじさんで、名前は聞き逃したのだけ れど、声が朗々というか、がなり声というか、かなり大きい。 選手を発奮させるための役割に、俳優使うってことを思いつく アメリカ。 さすがだなあ~、と感心してしまいました。 私が見た限りだと、アメリカの選手がスタートゲートに立って、 さあ行くぞ!という段になるまで、控えめにゲートの後ろの方に立って 直前になって、あの掛け声が始まるるように見えた。 あの狭いゲートで、選手の邪魔にならないようにしながら、効果的に声を 掛けるようにするには色々気をつかうだろうなあ、なんて考える私は やっぱり日本人なのかしら。 日本人選手だったら、それぞれ好き嫌いがありそうだし、 中には、「うるさくて集中できない」と嫌がる選手もいるかも。 でも、アメリカ人でオリンピックに出るような選手が、そんな繊細な事 いっていたら、男をやめろ、と突き放されるかも。 (アメリカで男でいつづけることは、ある意味どこの国より大変な ことのように感じることがあります。話はズレますが...) それとも、日本人に限らず、他の国の選手も「アメリカ人の精神構造は理解 できない」と言っているかもしれない。 多分、明日以降のアルペン競技でも、選手を発奮させる仕事は 続くと思うので、アメリカ選手のスタートする時にゲートの後方 にいるブロンドの大柄なおじさんに注目してみてはいかが でしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月21日 06時24分28秒
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