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カテゴリ:音楽の話
クラッシュ・イン・アントワープを知ったのは、3~4年くらい前。
ジャンクボックスでのライブで、「一声惚れ」してその場でCDを買った。 ボーカルの穣児(じょーじ)くんにサインまでしてもらっちゃって・・・。 確か、メジャーデビューが決まった直後くらいだったんだと思う。 それからしばらくはサイトをコマメにチェックしてたのだけど、 いつの間にやら遠ざかり。 「どうしてるかなぁ」とか、「世間になかなか名前が出てこないなぁ」とか、 ふと思ったりしてたんだけど。 ・・・既に1年以上前(2004年10月20日)に解散してたとは・・・。 シャウト系と言うか、ロックなんですけどね、 声がものすごーく独特(高い)で、とても色っぽかった。 すごーく好きなタイプの声だったんですよ。 (だから、「一声惚れ」したんだけど) そして詩(by穣児)がまた独特で危うくて・・・。 うーんと・・・、危ういというのは、何と言うか、 何かが起こってしまったら、彼は壊れてしまうんじゃないかって感じで。 繊細すぎるというか、ちょっとズレたらいっちゃいそうと言うか、 なんなんでしょうか、純文学系と申しましょうか・・・。 ずいぶん、ツライ詩を書く男の子だなぁ・・・などと思った。 その詩がまた好きだったんですけどね。 (「だったら、もっと早く解散に気付けよ」なのだけど) ・・・解散の時、公式HPには、 歌いたく無い、ここにもう居たく無いという気持ちが どうしようもない程に膨れ上がってしまいました。 というコメントが掲載されていたそうだけれど。 全国ライブの予定が決まっていたのに、 突然、解散してしまったってことだけど。 う~ん・・・。 ボーカルの穣児くんが、 ソロとか新しいバンドを組んで、また活動を再開してないかなーと思い、 いろいろ探してみたけれど、 どうも、音楽の世界からはすっかり離れてしまったようですねぇ・・・。 (本当のところはわからないけど) ああ、もったいない。 あの声、あの詩、そしてあのルックス(キレイな顔してた)。 メジャーデビューすると聞いて、 「イケルかもしれん」と思ったし(小田和正と同じ東北大学出身だし:笑)、 「今の時代にはちょっと合わないかもな(今ウケている唄とはあまりにも違うので)」とも思った。 で、今、あらためて聞いて(聞きながら書いてます)、 「も少し長く続けてたら、もっと名前が知れわたったかもしれん」と、 しみじみ思う。 ・・・さよならジェム・ストーン、大好きだったのになぁ・・・。 今、聞いても、胸がキュンとなるよ。 ・・・ごめんよ、すっかり遠ざかっていて。(って、誰に謝っているんでしょーか) とゆーことで、遅まきながら、 メジャー最初で最後のアルバムクラッシュ・イン・アントワープ/あゝ、千一夜(CCCD)を本日、注文いたしました。 私が持っているのはインディーズ時代の3枚(これらはどこも在庫切れ)。 太陽なるオレンジ(穣児サイン入り) Gun Harpoon 鳥、喰らう憂鬱(←これ名作だと思う。ここに「さよならジェム・ストーン」も入ってる) 明日は久しぶりに車の中でガンガンとCDを聞こう。 <追記:2月20日> CDが到着したので、聞いてみたのだけれど、 なんか、前向きでさわやかな雰囲気に変身してる。 「オレ」も「ボク」になっちゃったし・・・。 ・・・後ろ向きで自分勝手な感じが好きだったのになー。 声にも、以前ほどの色気が感じられないよーな。 これって、録音が高度になってるから? ・・・んなことないよねぇ。 だって、私は生声聞いて、一声惚れしたんだもん。 う~ん、これはこれで聴きこんでくと好きになったりするのかなー。 今んとこ、鳥、喰らう憂鬱の方がダントツ好きだけれど。 ・・・しかし、あのジャケットはも少しなんとかならなかったのか・・・。 などと、不満たらたらだけれど、 現在、私の車には「千一夜」と「喰らう憂鬱」の2枚が常時滞在。 当分はこの2枚を聴きこもう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.15 21:55:52
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