テーマ:教育問題(256)
カテゴリ:未来へ
20代の自殺率がどの世代よりも急上昇しているのは 皆さんもご存じだと思います。 就職できないことが一番の原因とされていますが、 このことをどう捉えたらいいのでしょうか。 自殺対策白書から 学歴やどのような教育を受けて来たか知りたいところです。 これからまさに自分の力で生きていかなければならない時に なぜ自ら命を絶ってしまうのか。 前にも述べましたが、これから世界の大転換期 を迎えます。 大転換期を迎えるとは、この世の中の仕組みを 新しく構築していくことでもあると思っています。 人として今まで価値観をどこに求めていたかが 問われることになるかも知れません。 すでに問われているのかも知れませんね。 一般的な価値観は、一流大学、一流企業に入り 企業によっては実力の如何にかかわらずエスカレータ式に 出世が約束され、名誉とお金が手に入る。 (なぜ実力がないのに昇格していくか 分りますか? 全部とは言えませんが、 その大学の優秀な人材が集まらなくなるからです。 あの企業に就職した先輩は どこまで昇格したという 情報は、学生が就職する時の 結構重要なポイントとなるようです。) だから、あなたのためなのよと口うるさく干渉し、誰の人生だか 分らないように育ててしまう。 就職出来なかったということは、学歴、就職先、お金、名誉を目標にして 生きてきた若者にとっては、まさしく生きて行くという梯子を外されたようなもの。 自分は価値がないと勘違いしてしまうのでしょう。 そこには自らの気づきが入る余地はないほどに 固定化されてしまっているのですね。 ここ数年でいろいろな気づきが重なり、 今までの私の思考が固定化されていたのだと 感じることが最近多々あるのですが、 自分の意志で気づく力ほど人生において ワクワクし、価値を見出せるものはないと思っています。 理想を追うことと重なりますが、 一番いけないことは、型にはまった 思考を、繰り返してしまうことなのです。 自ら気づき、自分なりの答えをみつけることは 難しいけれど、 一度殻破ってみると 思わぬ気づきに 出会えるものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.08.05 11:49:37
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