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テーマ:中国&台湾(3302)
カテゴリ:たび
12日からまた出張で中国に行ってきました。
と、いいつつ今回は最初から断っておきます。2001年の話です(^_^;) 早いもので、初めて中国に行ってから8年、これで5回目の出張になります。 初めて行ったのが福州/香港でその後、上海、武漢、深センに行きました。 今回は、天津です。 そう、あの甘栗で有名な天津です。 この時期の天津は寒いですよー。気温-7℃ぐらい。街なかを流れる川は、完璧に凍ってました。 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ここ数年の間に中国も激変して、ちょうど70年代の日本のように高度成長期に入ってるようです。 上海の高層ビルや高速道路を見ていると、東京なんかより近代化されているのではないかと思います。 それに伴って、交通事情もカナーリ良くなりました。 そう、交通事情... 上海のような大都市はだいぶ安心できるようになりましたが、地方都市はまだまだ、という感じですね。 今回の天津にしても、かなりやばいです。 12月4日の日記に書いたように、中国の、特に地方の交通事情は一言で言って「怖い」です。 何が怖いって... まず、自動車にしろ自転車にしろ歩行者にしろ、基本的な(暗黙の)ルールは「先に行った方が勝ち」というものです。 それから、みなさん見事なまでの予測運転、悪く言えば「だろう」運転をなさってます。 例えば 1.交差点で曲がる時は先に侵入した方が優先。 先に曲がった相手が前を通り過ぎる後ろぎりぎりを狙って(予測して)走り抜ける。 だから、もし相手がちょっとでもスピードを落とすと、確実にぶつかります。 2.反対車線でも、前から来てなければ逆走。そのうち正面に車が現われても なかなか本来の車線に戻らない。正面衝突寸前でしぶしぶ元の車線に戻る感じ。 タクシーに乗っていても、まともに前を見てられないです。 3.車線変更時は、併走している隣の車より少しでも前に出れば それで幅寄せの権利が与えられる!? 4.歩行者は片側4車線の大通りをいたるところで渡る。 車が途切れるのを待ったりしないので、各車線上に沢山の人が立っていることになる。 5.50CCの原付に大人一人、子供3人が乗っている。 6.車は走っている間じゅう、1/3ぐらいはクラクションを鳴らしている。 と、まあこんな具合。 俺は絶対に中国では運転できません。 これでよく事故が起こらないなぁと思いましたが、しっかり起こっているようです。 俺が今回行った企業(工場)の前の道はかなり交通量が多く、門の前で横断しようとして従業員が毎年何人か死ぬ(!?)ので、最近その企業が信号機を自前で設置するようになりました。 「オイオイ、勝手に信号機なんか設置していいのかよ」と言うのもありますが、それより笑っちゃうのが、その信号機、従業員が通勤する時間帯だけ設置する移動式(太陽電池で発電)で、他の時間帯は引っ込めてしまいます。理由は、常時置いておくと盗まれるから...だって。_| ̄|○ いやはや、凄い国ですよ中国は。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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