だだもれ堂筆記

雨は止んで、雲行きは微妙ながら時々日も差すまずまずの天気。
咲花からは磐越－北陸道で弥彦を目指すつもりだったが、新潟の田んぼが広がる下道ののんびりした風景を眺めながら行こう、と県道やら国道を駆使しつつ西を目指した。
途中の整備された広域農道を地元の車が突っ走っているのを見て、そういや北海道でも広域農道ってほぼアウトバーン状態だったな、と思い出した（笑
ただ新潟県民の運転は、例外もあるけれども総じて穏やかで余裕があるように感じられる。おかげで暢気なドライブを楽しめた。

弥彦線に沿って弥彦神社に向かう。新潟は何度も来ているのに、弥彦神社は初めてだ。夫も小学校の修学旅行か何かで1度来たきりだとか。日光の東照宮的な観光地感満載の雰囲気かと思ったがさにあらず、観光客も少なく、神社も周囲もいたってのんびりした雰囲気。
神社はさすがに神域という空気が濃厚だった。神社や寺院の境内の鬱蒼とした樹木が作る空気に日本人は敬虔な気持ちになるのかもしれない。
なお、弥彦神社を参拝する時は「二礼四拍手一礼」が作法だそう。

弥彦山の上の方には雲がかかり、スカイラインは断念。海沿いの道を新潟市内までのんびり走る。最初は崖の多い道が続くが、途中から遠浅の砂浜が続き、防砂林が海と国道を隔てる。
今回新潟では回転寿司に行く！のが目標（笑
ちゃんとした寿司屋に行くには時間もお金もあまり余裕がないし、新潟の回転寿司ってそういえば食べたことないよね、と前日に急遽決定した目標だが、とりあえずピア万代の弁慶を目指す。

…平日の午後1時だってのに待ち時間30分とな！
とはいえ、せっかく来たんだし30分ぐらいなら待つか、とちょっと魚屋や土産物屋を見て歩き、15分後に戻ると順番が回ってきそうだったのでそのまま待つ。ほどなく呼ばれたので、待ったのは結局20分ぐらいかな。

結論。待つだけの価値は十分あり。こりゃうちの近くの回転寿司には（普通の寿司屋も）当分行けない。
都会にありがちの105円回転寿司と違って、ちゃんと目の前に職人さんがいて握ってくれる。ネタ良し。それなのに安い。カワハギ126円とかノドグロは高級ネタなのに378円とか、この値段でこのネタの良さは首都圏じゃ絶対無理だわ、と感心っていうか思わず爆食というか。地魚系が充実していて、片っ端から食べまくりました（笑
今回の旅行のシメにこの回転寿司、満足度高し。おかげで旅行中他所で食べたものの記憶が薄れてしまったほどのインパクト。

という訳で、寿司で満足した後はちょっと寄り道しつつ、関越道のSAでスタバのリフレッシャーズトリプルオレンジなどを飲みつつ夜遅く帰宅して今回の小旅行終了。

ところで新潟土産にこれはいかが？