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峰定寺「採燈大護摩供」に団体参拝で行ってきました。 御本尊は本堂から仁王門下の宝物館に下りてきてらっ しゃいます。横には本堂に祀られていた時と同じく、不動 明王像、毘沙門天像とご一緒です。本堂の頃と違うと言 えば、ガラスケースに入っていることくらいでしょうか? でもその分、間近で拝観することができます。ご本尊の 千手観音坐像(重文)は念持仏サイズながら、技巧の 極致ともいえる截金&彩色の集大成。さずが鳥羽上皇 ゆかりの仏像です。院政期文化の結晶といってもよい でしょう。毘沙門天立像(重文)は先日の平清盛展から 里帰りしてきたばかりです。宝物館の両サイドで睨みを きかす仁王像も秀逸で、平安時代から鎌倉時代の仁王 像に変わっていく過渡期的な造形をしています。平安時 代の仁王像は顔が大きく、鎌倉時代以降は顔の造りが 小さくなっていく傾向にあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 20, 2012 08:37:33 PM
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