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2006.01.25
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3年生になると

僕は補習校を一学期でやめさせれれた。


ママやパパは、ぼくが「宿題をやらないから」
なんて言ってたけど

本当の理由は、秋も深まりMichiganにも雪がちらつきだした
ある日に分かった。


パパが「日本に引っ越すぞ!」なんて言うんだ。

「えー!」とぶっ飛んだのは、もちろん僕だけじゃなかた。


妹も びっくりしてたけど

あいつは、6歳だったから意味があんまりわかってなかったみたい。


ぼくだって 実際に引っ越すまでは分かんなかった。


僕たちは、先生にそのことを伝えて
学校では みんなが僕たちのためにお別れ会を開いてくれた。

なんだか、こそばゆかった。

みんなが僕に注目して 急にクラスの人気者になっちゃった。


男の子も女の子もこぞって僕と遊びたがった。

みんな、ありがと!
またアメリカにかえってきら遊ぼうね!


てなわけで 僕は楽しいお別れタイムをすごすことが
できたんだけど

妹の場合は違ったんだ・・。


妹は、結婚するはず(?)のボーイフレンドもいたし
親友もいた。

ボーイフレンドには泣かれ。

親友のテイファニーは、「日本になんか行ったら、もう口をきいてやらない」と言った。

ぼくたちの心の準備ができようとできまいとアメリカの学校最後の日はすぐに
やって来た

最後の日、僕は華々しく送り出され

妹は 
「本当にテイファニーに口をきいてもらえなかったの」
と言って泣いた。

テイファニーの気持ちが痛いほどわかったから
なんだか僕まで悲しくなった。



その日の中に引越しが終わり

次の日 僕たちは日本に向かう飛行機に乗っていた。



僕はこれからの日本の生活を想像してドキドキしていた。

友達は できるかなあ?

勉強は 大変かなあ?


なには ともあれ

よろしく、日本!





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最終更新日  2006.01.26 03:03:29
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