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Comments

んねね@ うすさん ありがとうございます! お言葉どおり、…
うす@ おめでとうございます! ビザ取得、ほんとに良かったですね。これ…
んねね@ yakoさん 嬉しい言葉をかけて下さって、どうもあり…
yako1127@ Re:アーティストビザ取得(08/29) んねねさん すごーい!! いつもんねね…
んねね@ ブルースターさん もちろん覚えていますよ!お久しぶりです…
2008年02月26日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今回の日本滞在が長い理由は、
もちろん祖母の為もあるけれど、
もうひとつは、懲りずにまたガラス。
帰国中、ガラスの講座に通っています。

私が今までやってきたのは「吹きガラス」だけど、
これだとやれる場所がものすごく限られる。
今住んでる所では設備のある場所がないものね。
趣味でやることも出来ない。
たとえ工房があったとしても、
ドイツ人のポストを奪う「外国人」がそこで職を得られるかというと、
かなりの狭き門、というか運次第。

それで目をつけたのが「バーナーワーク」。
卓上バーナーでガラスを熔かして造形する技法。
これなら家でもひとりでも出来る♪

日本で持ってるんです、このバーナー一式。
学生時代は、バーナーワークのバイトをしていたの。
モノはどうあれ、「ガラスを熔かして」成形するのが好きだったんだろうと思う。

私が学生だった頃、日本で主流だったのは、
やわらかい日本製のガラスと、火力の弱いエアバーナー。
とんぼ玉とかね。
ところが、一歩国外に出ると、主流なのは、
火力の強い酸素バーナー。
私はこれは、ネオン管を曲げたりつなげたりすることぐらいにしか、
使ったことがなかった。
(要は、なにもできない。)

これをきちんと習いたい!と思ったけれど、
ドイツのガラス専門学校は、私を受け入れてくれなかった。
志願者が多い年で、私が「外国人」で「経験者」だったからだそうだ。
なにくそ。
そんなことでくじけてたまるか。
でももし入ってたら、2,3年間彼とまた遠距離になってたから、
入れてくれなかったこともめぐりあわせ?まあよかったのかな・・・?

そんなわけで、日本での講座通いです。
酸素バーナーワークを習ってます。
すごいよ、日本は。
ドイツじゃ、「プロ」を養成する為の学校でなきゃ、
こんなことみっちり教えてくれる所ないもんね。
せっかくなので、根に持ってるわけじゃないけれど、
ドイツのガラス学校では習えない技法を教われる講座を選びました。
主にアクセサリーを作ってます。
もちろんたったの3ヶ月では、基礎の基礎ぐらいしか出来ないだろう。
でもせめて今はとっかかりだけでもね。

いくら吹きガラスより軽設備とはいえ、
ガスボンベや酸素ボンベを持ち込むこの設備が、
ドイツでこの先いったい持てるのかどうか、まだわからない。
(とりあえず、今住んでる所では無理。)
技術もさることながら、先生から得られるその業界の情報、
材料の特性や、入手先、書籍や道具の話などが、
とっても貴重。
先生には、吹きとバーナーという技法の違いはあれど、
お互い昔関連会社で働いていた、という経歴もあり(びっくり!)、
なんだか勝手に親近感を抱いている。

久々のバーナーワークは、これまたとっても楽しい。
細かい細工のちいさなもの作るのも、いいなあ。
作ったもの簡単に持ち運べるし(笑)。
あたりまえだけど、ガラスの特性からして、
今まで扱っていた吹きやエアバーナー用のガラスとは違い、
なんじゃこりゃ!と目からウロコの日々。
吹きガラスの業界とは、また違った独自の業界・コミュニティを
今更のように知って、刺激的。
やってはみるもんだなあ。
同じガラスとはいっても、
自分がここではズブの素人で何も知らない事を思い知る。
新しい世界が目の前に広がる。

バーナー講座の部屋の横では、吹きガラス講座が開講されていて、
私のガラス学校時代の同級生が教えている。
おお、すごいぞ!
出世したわね!
自分の講座が終わった後、吹き場で皆が吹いてるのを見るのも、
またたのしい。
始めたばかりの人たちが、いっしょうけんめいやっているのを見ると、
初心がよみがえって、ガラスの動きにわくわくする。(人のだけど。)

それともうひとつ、ガラス関連で。
オーストラリアからガラス収入が得られることになった。
ガラスと言うか、デザイン。
私が昔オーストラリアの工房で、自分のサインで作っていたモノを、
工房商品にしたい、という打診があったのだ。
ひとつ作られるごとに、私にお金が入るのだという。
願ったりかなったりの申し入れです。
自分の作ったモノを気に入ってくれて、
工房の商品にしたい、なんて言ってくれること自体が、もう嬉しい。
黙って作られても、私わからないのに、
こういうことをきちんと言ってくれて、想像以上の金額を提示してくれて、
わざわざ海外送金してくれるということにもびっくりした。
すごいなあ。
ありがたいことです。

色の指定や手順の説明などをしていて、
これまた、自分で吹いていた時のシュミレーションに没頭し、
恍惚となってしまった(笑)。
くー。出来る事なら自分の手で吹きたいが。
ここは、私の手から離れて海の向こうに飛び立って行く私の分身に、
夢を馳せて送り出そう。
気に入って買ってくれて、大事にしてくれる人が、
この先もたくさん出来るといいな。
まるで子だくさんの姑気分?






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Last updated  2008年02月26日 05時46分28秒



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