フランス人の美容事情 No.1
美しくあることは女性の永遠のあこがれです。
フランスのパリジェンヌたちとて例外ではなく、
いつまでもセクシーで魅惑的であるようにと、
たゆまぬ努力をしています。
一般に、
アメリカに比べればまだまだ弱いと言われている
フランスのヘルシー志向ですが、
それでも年々、喫煙率は下がる一方ですし、
スポーツクラブなどに出かけて
シェイプアップに励む人も確実に増加しています。
そのうえフランスでは、
海水をふんだんに用いたタラソテラピーや、
トルコから伝わった『ハマム』という
スチームサウナが人気で、
比較的お手軽な料金で
施術が受けられることもあり、
美容と健康のために
定期的に通っている人も多いのだとか。
もともと極端に太った人を
あまり見かけないフランスですが、
バターやクリームソースを
たっぷりと使う食習慣ということもあり、
結構それぞれに気を使っているようです。
ゴージャスなランチを
フルコースで食べた夜は
スープだけにしておくとか、
食べ過ぎた翌朝は
トレーニングをしてから出社するなど、
オーバーウエイトにならないように
セルフコントロールしているわけです。
カロリーが低く、
バランスの良い日本食が
近年ブームになっているのも、
このヘルシーブームに
よるものだと言えるでしょう。
以前フランス人は
『美味しいものをたくさん食べ、
強いタバコ（ジタン）を
吸って早く死んでしまう』とか
『若いときはきれいだけれど、
年を取ると変わり果ててしまう』
などとユーモアたっぷりに評されていましたが、
それはもう過去のこと。
パリジェンヌたちは美しく、
しかも、たくましく現在を謳歌しているのですね。
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