今日は、ポンの大学の卒業式が行われるはずの日でした。
式典は中止に。
でも、学科ごとに修了証書授与をしていただけることになりました。
あらましを知ったのが先週の木曜で、こりゃまた急な。
やはり証書は先生から、皆で一緒に手渡ししていただくに限りますものね。
式はない、ということでしたが、先日作ったスーツを着て行くというポンの写真を撮りたくて、ついて行くことにしました。
「えー、外で写真撮るだけのために?」
「ひょっとして講義室に入れたりしちゃったりしないかな」
「無理だからねっ」
でも私は行くよ!
会場が近くなると、「学食はあっち」だとか「入れないから」とか、「ほんとに!ほんとに!」とか言うポンでありましたが、「イイからイイから」と2メートル後ろを行き、会場入口を見届けてきました。
それにしても寒くて、青く晴れ渡った空なれど冷える冷える。
冬のコートを着てもまだ寒い。ポンは、スーツの上にトレンチコートを着ていましたがそれでも寒がっていました。
ポンが会場になった講義室に入ったあと、その建物のロビーにあったソファーで待っていたのですが、横に展示された古い(同型のものでは日本最古だという)グランドピアノのケースに表示された温湿度計では、9℃の湿度40%。
ほんとに寒くて寒くて、寝たら死ぬぞ~、の冬山状態だな~、と思いながら本を読んでいたのですが、気がついたら寝ていましたw
終わった様子に、外に出ますと、ポンは数少ない女子学生仲間と歓談中。
「ウチ、母親来てるんだけど…意味わかんないでしょww」
などと言ってはいましたが。
その後お友達とは別れて、一緒に帰りました。
入学の年も、今頃長崎から来たパパの両親と一緒にこのキャンパスに来たけれど、そのときは桜が6分咲きでした。
今年は…
まだまだ!
ツボミばかりでした。
春は、もう少し先のようです。
まだ、学生でいてくれる生活に私自身が未練たっぷりで、大学院に進んでくれることにほっとしている部分もあります。
それでもやっぱり、めでたい、うれしい。
親としても、感慨深いものです。
あのポンが、大学を卒業!
卒業、おめでとう。