ロウヤ柿、自作の鉢に植え替えました。
ロウヤ柿初めて自分で造った鉢に植え替えました。買ったのは12年前。欠点の大きな樹でした。でも、年月が経つと愛着が尽きません。上から見た枝振り、小枝が重なっています。すこしでも、光がすべてに当たるように針金かけをして、枝を放射状に広げていきます。形よりも、枝を健康に育てるために。結果として、それが姿をよくすることに繋がります。伝統的な盆栽世界の敷居は、高いものです。でも、自分の盆栽をもち、長く付き合えば、樹との信頼関係ができます。専門家や高価な盆栽にはない、魅力が備わってきます。売り物じゃない自分の盆栽作り。これからの日本人との盆栽の関係は、そのように広がっていくものではないかな、と希望をもっていきたいですね。