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仕事で向き合う ランドローバー車との日々    Land World

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2009.09.05
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カテゴリ:ランドローバー
画像 087.jpg

オイル漏れをしているスイベルピンハウジングです。

ここからオイル漏れが始まると、オイルにゴミが混ざり更にオイルシールを攻撃します。
そうするとオイルの漏れる量が多くなり、ハウジング内のオイルが無くなります。

画像 090.jpg

内部の写真です。

写真のオレンジ色のシール部分にオイルの跡がありません。
通常はシール部分のカバーを外すと、オイルが溢れ落ちてきて濡れるはずです。
本来ならば、このケースの半分くらいまでオイルが入っていなければなりません。

ドレンを開けてもオイルの排出が無いので、そのまま開けて見たら殆どオイルが
入っていませんでした。

この状態ではドライブシャフトのベアリング部分を破損してしまうのは確実です。

画像 089.jpg

この写真の部品が等速ボールジョイントです。簡単に洗浄してあります。

中身のボールが焼けたような色をしています。もしかしたら焼きつく寸前だったかも。

このボールは分解して取り出せるので、全部点検する事になります。
「取り出したボールと部品は、元の場所に組む必要があるので写真を取っている
時間がありませんでした。」

外した状態で拭いてもメッキの肌は出て来なかったので、コンパウンドで磨いて
点検をした所。すべての部品が再使用可能な状態である事が確認できました。

とても手間は掛かるのですが、ドライブシャフトは高いので良かったと思います。

我々に責任はありませんが、高額な部品の交換が必要になる時は言いにくいものです。
悲しいお知らせ”をお伝えするのは何時も嫌なものです。











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Last updated  2009.09.06 02:26:46



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