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仕事で向き合う ランドローバー車との日々    Land World

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Land World

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2009.09.10
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カテゴリ:ランドローバー
エンジンが時々止まり、しばらく放置しておくと再始動する。
ある日突然エンジンの始動が不能になり、数日放置していると始動する。

以上の状態を繰り返し、とうとうエンジンが掛からなくなったクラシックレンジ!!
入庫しました。

点火系は異常無し。と思う。
燃料ポンプは初期作動OK。燃料ポンプリレーもOK。
でも、燃料は来ていないかも?もしかしたらインジェクションコンピューター?かも。
テスター診断では何も出てこない。

本当にコンピューターが壊れたかな?? 如何しても確証が持てない。
パーツ代で20数万円。簡単には交換に踏み切れない高額パーツ。

仕方ない。1番原始的な方法の登場である。。

画像 027.jpg

こんなになってしまいました。(右側の配線が出ているのは別件です。)
コンピューターの蓋を開け、サーキットテスターにて点検の開始です。

画像 028.jpg

コンピューターの下に有る紙は、点検の仕方が書いてある虎の巻です。
本当は見たくない(使いたくない。)物です。とにかく面倒である。

このコンピューターをひっくり返したのが下の写真です。

画像 029.jpg

右端の中段から上の綺麗に半田が並んでいる所がカプラ-と同じ順番に並んでいます。
この部分にテスターを使い、抵抗値や電気の流れを調べて原因を探っていきます。

地味な作業が延々と続き、レジスターの不良との結論が出ました。

画像 023.jpg

こんなパーツです。4千円しない物です。
コンピューターを交換しないで良かった。真剣にコンピューターを疑っていましたから。
エンジンルームの熱で抵抗値が変わり、エンジンストールや始動不能になったようです。

本当によかった。今回は掛かった時間で工賃請求は出来ない仕事です。
もしも請求したら、点検だけで10万円位になってしまいます。
ある意味赤字ですが勉強させて貰った、貴重な経験をさせて貰ったと思えば。。。

この様な事の積み重ねがノウハウとして宝物になると思います。
自分で苦労した事は忘れませんね。







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Last updated  2009.09.11 01:27:35



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