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カテゴリ:ランドローバー
エンジンが時々止まり、しばらく放置しておくと再始動する。
ある日突然エンジンの始動が不能になり、数日放置していると始動する。 以上の状態を繰り返し、とうとうエンジンが掛からなくなったクラシックレンジ!! 入庫しました。 点火系は異常無し。と思う。 燃料ポンプは初期作動OK。燃料ポンプリレーもOK。 でも、燃料は来ていないかも?もしかしたらインジェクションコンピューター?かも。 テスター診断では何も出てこない。 本当にコンピューターが壊れたかな?? 如何しても確証が持てない。 パーツ代で20数万円。簡単には交換に踏み切れない高額パーツ。 仕方ない。1番原始的な方法の登場である。。 こんなになってしまいました。(右側の配線が出ているのは別件です。) コンピューターの蓋を開け、サーキットテスターにて点検の開始です。 コンピューターの下に有る紙は、点検の仕方が書いてある虎の巻です。 本当は見たくない(使いたくない。)物です。とにかく面倒である。 このコンピューターをひっくり返したのが下の写真です。 右端の中段から上の綺麗に半田が並んでいる所がカプラ-と同じ順番に並んでいます。 この部分にテスターを使い、抵抗値や電気の流れを調べて原因を探っていきます。 地味な作業が延々と続き、レジスターの不良との結論が出ました。 こんなパーツです。4千円しない物です。 コンピューターを交換しないで良かった。真剣にコンピューターを疑っていましたから。 エンジンルームの熱で抵抗値が変わり、エンジンストールや始動不能になったようです。 本当によかった。今回は掛かった時間で工賃請求は出来ない仕事です。 もしも請求したら、点検だけで10万円位になってしまいます。 ある意味赤字ですが勉強させて貰った、貴重な経験をさせて貰ったと思えば。。。 この様な事の積み重ねがノウハウとして宝物になると思います。 自分で苦労した事は忘れませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.11 01:27:35
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