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カテゴリ:車の基本的な事。
特にクラシックレンジやディスコ1の前期物の電源線は、古い為か電線の容量不足の為か、
電線の被覆の焦げや変形、粉を噴いている状態の物が多く見受けられます。 これはディスコ1です。角度が違う写真2枚です。 このバッテリー端子の止め方は、とても効率の悪い端子の止め方です。 端子はもっと根元まで入れてから締め付けて下さい。 クラシックレンジのオルタネーターの写真で、茶色い線が発電された電気を運ぶ 電線です。線の周りのビニール?の被覆が焦げています。劣化が見て取れます。 同じ車のバッテリー部分の写真です。 赤い線の先端の一部が変色しています。 それよりも、下側の電線の端子がエアコンのホースに触っているように見えます。 振動で電線が擦れてショートする確率が高くなる、とても危険な状態と思います。 これは2ndレンジで赤い線の表面に変形が見られます。 エンジンルーム内の熱が原因か、電線が熱を持った為に電線の表面が変形したのか、 原因を断定する事は出来ません。でも、このまま何年も使用していると、何かの トラブルを抱え込む原因になるかも知れません。 下の写真は、エンジンルームの熱でコルゲートチューブがボロボロになって取れて しまっています。これもオルタネーターへ繋がっている配線です。 以前に他の話で載せた写真と同類の物です。 配線の劣化は何故発生するのか? 年数が原因の一部である事は間違いない事だと思います。 他には、電線に充分な余裕がない為に発熱する事、エンジンルーム内の熱で被覆の素材が 劣化する為に空気に触れる事。 もしかしたら、アース線との兼合いで負担が掛かっている事。 正確な原因はわかりませんが、束ねてある電線に間に粉を噴いていたり、被覆の劣化が 始まっている状態は効率を考えると良い事ではないのでは?と思います。 アーシングは効果が有るとか、アースの劣化は電気の流れに影響するとか言われますが、 プラスとマイナスの両方を考えてあげないと片手落ちと思います。 アースよりもオルタネ-ターからバッテリー、ヒューズボックス等への配線に気を 使う方が先なのではと考えます。 オルタネーターは表示している発電能力でも、85A~150Aの能力があります。 100A位の電源の配線は、処理を間違えてショートさせてしまうと燃えます。 高圧電気の工事知識のある方のアドバイスを受けてから作業して下さい。 結線道具も一般の物では使えない事もあります。 今度、クラシックレンジのヒュージブルリンクをヒューズボックスに交換した時の 作業をご紹介致します。 興味のある方はご参考にして下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.24 01:28:21
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