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先日初対面のアメリカ人男性と一緒に食事をする機会があった。
レストランに入り、私の左隣に私の夫、右隣に男性が座った。 ヽ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∇ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄;)ノ アリャ その男性の隣は空席。ということは私しか会話する相手がいない?! 少し話してみると彼は25歳、大学の薬学の研究員。 私とはまったく違う世界のオ・カ・タ。 しかもアメリカ人。会話は英語!しかも初対面!! 貧相な英語力の私にこの場をどうしろと??・・( ̄- ̄;) ものごころついた時から「沈黙」が苦手な私。 大勢で会話していても「し~~~~ん」という沈黙が流れると 「な、何か喋らなきゃ!」と使命感のようなものを抱いてしまう。 そんなこと誰も私に期待していない。気にもしていない。 なのに私一人必死でネタを見つけては 「そういえばね・・・」と自分の失敗談などを話してしまう。 ウケたら救われるが、たいてい寒い空気が流れるだけになってしまう。そう、自爆・・。 「難しいお仕事されていますね。どうしてそのようなお仕事を選ばれたのですか?」 から始まり、会話がとぎれると 「趣味はなんですか?」「日本に来た事がありますか?」「休日は何をしていますか?」 お食事をしながらの楽しい会話のはずが次第に「尋問」になってくる。 私の脳の中の数少ない「英語の引き出し」からありったけのものを 取り出し必死で会話した。でもさすがに尋問ばかりではまずい。 何を思ったのか、場を和ませようとジョーク?も投げかけてみた。 「うちの猫がねこんじゃってね~」や 「やっぱり残暑は暑いざんしょ!」ばりの・・・・・。 やってしまった・・・ 2時間半の会食が私にとっては3倍に感じた。食事をするのに こんなに疲れたのは初めてだ。彼が日本語に興味があるというので また会おうということになり最後にメールアドレスを交換して別れた。 翌々日、彼から1通のメールが届いた。 「このまえは楽しかったよ。それにしても君って Fun people だね。」 Fun・・・いろ~んな意味があるだろうが、 あの日の会話の内容を考えるとこの Fun people は どう考えても私には「おかしな人・こっけいな人」としか訳しようがない。 どうやったら第一印象で「知的でクールで出来る女」をアピール出来るのだろう。 カクテルを片手に脚を組んで髪をかきあげながら「フフ・・」なんて無理!無理! 「お調子ものお猿さん」の道は続くのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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