「映画版 犬飼さんちの犬」
主人公はその名も「犬飼」さん。なのに大の犬嫌い(笑)。家族と離れて離島で単身赴任生活です。家を離れて1年になりますが毎日ライブ動画で連絡を取り合うほどの家族思い。ところが、仕事の都合で家に戻るとそこには大型犬が・・・・。娘は相談なしに塾へ通っているは妻は夜な夜なストリートライブを行っているは、苦手な犬の世話まで押し付けられるはで、主人公の犬飼さんは家族の崩壊を感じます。そこから、いろんなエピソードを交えて、家族愛をテーマに話が収束していくという展開。いつもながら「監督亀井亨」手法が冴えわたる作品でした。ちなみに佐藤二朗さんも「マメシバ」シリーズ同様ペットショップの店員さん役で登場しています。話として非常にまとまった1本でした。家族が出て行って日が浅い私にとって、涙を誘う展開だったのは言うまでもありません(笑)。それでは・・・・。