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最期の一行 詩✳︎俳句

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2023.11.28
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鳥よ鳥よ
言葉もなく 振り返りもせず
空高く飛び立つけれど
それでもかならず帰ってくる

羽はどんどん冷えていくのに
小さな虫を飲みこまず

おまえを一心に呼ぶ声を
覚えているのか

鳥よ鳥よ
電線につらなりながら
ずぶ濡れるちいさな塊たち

驟雨から逃げもせずに
親鳥を信じて待っているのか
信じるということを知っているのか

鳥よ鳥よ
自由な風を浴びながら
窓の奥になにが見えたのか

おまえの体を潰すほどに飛び込んで
どうしてもそこに行きたかったのか

遠い窓に映る夕焼けを
わたしは火事と間違えたことがある

目が覚めるほどハッとした
窓の夕焼けは
おまえたちを悼んで
あんなにも赤かったのか









◆いただいた評◆
うーーーん、秋さんらしくない・・・。
構成ができていない。
全体を3部構成と考えると、第1部がまるで死んでいる。
軽ければ序章になったのだけど、なまじ意味重いから、2部、3部との関係性を考えてしまう。ところがどうにもくっつかないものだから、第1部が隔絶して浮いている。

こんな案はどうですか?


鳥よ鳥よ
電線につらなりながら
ずぶ濡れるちいさな塊たち

驟雨から逃げもせずに
親鳥を信じて待っているのか
信じるということを知っているのか

鳥よ鳥よ
自由な風を浴びながら
窓の奥になにが見えたのか

遠い窓に映る夕焼けを
わたしは火事と間違えたことがある
目が覚めるほどハッとした

おまえの体を潰すほどに飛び込んで
どうしてもそこに行きたかったのか

鳥よ鳥よ
おまえの愛はどこにあるのか

羽はどんどん冷えていくのに
どこまでも空高く飛び上がってゆく

一心に呼ぶわたしの声を
おまえは覚えてはいないのか

参考にして下さい。第1部を重くした以上、関係性を整理してみました。
いっそ第1部が軽ければ(叙景に徹すれば)、元の並びでもいいんですけどね。これ、二兎を追う者は一兎をも得ず、的なミスに思います。推敲段階で気付けると良かったんですがね。

パーツパーツはよく書けてます。現状は、秋さんレベルからすれば、秀作止まりですね。
ただ、ご覧のように、この詩はもっと良くなれる詩なんです。一考下さい。





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最終更新日  2023.11.28 17:43:28
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Re:鳥よ(11/28)   コトタマ さん
コトタマノマナビ (2024.01.17 23:05:49)


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