久しぶりに映画を見に行って
映画は、2/3までは面白かったんだけど
終わらせ方が、あかんなあ。
信仰篤い者への哀れみの場面も
家族の再会の物語も
愛の芽生えのシーンも無くて
謎解きの答えをファイナルに持ってきた
謎解きが興味深くないわけじゃないけと
いまいち関心がもてないわけは
原作から引用すれば
世界中のすべての信仰は虚構に基づいているんだよ。
信仰という言葉の定義は、
真実だと想像しつつも立証できない物事を受け入れることだ。
古代エジプトから現代の日曜学校に至るどんな宗教も、
象徴や寓話や誇張によって神を描いている。
象徴は、表しにくい概念を表現するひとつの方法だ。
それを丸呑みにしないかぎり、さほど問題は生じない。
だから、解かれた謎を知ったところで、さほどの問題がなく
それでは物語を見ている私は盛り上がらないやん?
映画の方で面白いと思ったのは
ジャンレノ扮するファーシュ警部の「利用したな」という言葉。
権力者が信仰心を利用してきた史実に映画のストーリーを重ねて、信じさせようとする策略家達が、信じる者たちをコントロールしている、という警告に受け取れて、面白かったです。
原作は
めっちゃおもしろかったです。
ヨーロッパの古い信仰
キリスト教的象徴・物語・伝説
文学、美術、建造物
そういったものに関心があるならより一層ね☆⌒(@^-゜@)v
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Last updated
2006.07.15 16:52:24
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