カテゴリ:本のこと
こんばんわ。
朝からぱーーっと晴れ上がって、冷たい風が吹きすさぶ群馬です。 この風は、この秋初めての「木枯らし(凩)」なんだとか。 地元北海道では、平地でも雪が降っているようです{{ (>_<) }} みなさんのところは、いかがですか? ****************************** さてさて。 今日は、だらーりとお休みディでした。 相方は仕事なので、ひとりと一匹、家でだらだらとしていた次第。 相変わらず頭痛がひどく、クスリの副作用で頭もくらくらするし、 決してよい状況とはいえませんが、あれこれ悩むことが減ったので、 気分的にかなりマターリできます。 こういう日は、少し痛みを我慢して、おさんぽしてみるのが最近の日課です。 最近は300mも歩くと、けっこうしんどい状態ですが、 ちょうど、いちばん近くの公園までがそのくらいの距離。 とぼとぼ歩いて、ベンチで少し休んで、すぐそばのコンビニでちょっと買い物して、家まで戻ってくる、といった具合。 ほんとに、カロリー消費にもならないくらいの運動ですが、こうやって少しでも動けるということが、今の自分の励みになっているようです。 帰ってくると、ものすごく疲れて(#/__)/ドテとなってしまいますが、 仕事してるわけではないので、これも大丈夫。 相方が帰ってくるまでに起きて、ばんごはんの準備だけはぬかりなく済ませます。 長期の休みに入ったら、もう少ししんどいリハビリのメニウをこなさなれけばいけません。 それまでは、休みの日だけ、助走期間というわけ。 ムリしすぎないよう、マターリとまいります☆ ****************************** さてさてさて。 昨日、相方が、仕事場から古書のカタログを持ってきました。 神田神保町の大屋書房さんのカタログです。 その名も、 妖怪カタログ。 主に江戸末期から明治初期にかけて刊行・制作された妖怪絵巻や版本、錦絵の類がずらーーりと。 国芳の《源頼光公館土蜘作妖怪図》や、芳年の《新形三十六怪撰》は言うに及ばず、かなーりマニアックな妖怪モノがぼろぼろと。 中には狂斎(暁斎)の《こんにゃくの幽霊》なんていうヘンなものもあり、 思わず[影]ω ̄)ジーーー 以前、フリーページの『姑獲鳥の夏』(京極夏彦著)でも書きましたが、妖怪とはもともと実体のない「怪異」であり、古来よりそれらに人間の想像力によって形象が与えられてきました。 興味深いのは、それらの形態が、少しずつ改変を加えられながらも、連綿と受け継がれているということです。 「妖怪」を「神々の零落したもの」と定義したのは柳田國男ですが、最近は小松和彦センセイを筆頭に、たくさんの妖怪に関する解釈が生まれているようですね。私も、こんなに多くの図像を生み出すイマジネーションの源泉となった妖怪という存在は、日本の八百万の神々がただ単に零落したものというよりも、より生活に近しいところにあって、生業や冠婚葬祭、はては人々のモラルの形成にすら関わっていたという点で、もっと人間の生活にとって重要な「装置」であったように思うのです。 それはさておき、 たかが古本カタログと侮れない、資料的にも価値の高いこのカタログ。 ただ、絵巻物は全部の場面が載っていないものがあり、ちょっと残念。まぁ、掲載物がぜんぶ売り物ですからね、仕方ないか....。 ところで。 群馬の県立歴史博物館で、この夏開催されていた展覧会。 「オバケが出たゾ~」 その際催された解説会のタイトルは、 「妖怪になんかようかい?」 ....あまりの直球勝負に、目眩すら覚えた私でございます。(#/__)/ドテ いえ、あの、こうゆうベタなの、実は好きだったりします....(; ̄ー ̄川 アセアセ ****************************** さて、あすはお仕事。 マターリとまいりますよ~☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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