1月の渡仏について(9)=カリテプリなブルゴーニュ白、バロー
ドメーヌ・バロー。いま彼らのワインのラベルには「ダニエル・エ・ジュリアン・バロー」と表示されているが、現地のドメーヌでもらったパンフレットには「ドメーヌ・バロー」とある。ここだけは事前に訪問の予約をしていた。今回の旅のメインイベントである。素人の私でも、メールでの訪問依頼を快諾してくれた。 なぜバローに訪問したかったかといえば、このブログの、今回の旅行記を始める少し前のエントリーに書いた通りで、とにかく国内で買ったり飲んだりする機会が多かったということに尽きる。きちんとした店なら、どのワインを飲んでも外れはないし、価格もリーズナブルだ。 よく使っているネットショップは、品薄の人気商品を売り出す際に「他の生産者のワインを同数買ってください」と条件を出すことが多い。こういうときは、真っ先にバローの在庫を探している。2月にも、そうやって1本購入した。財布への負担があまり重くないのがありがたい。 マコン駅からバローがあるヴェルジッソンにタクシーで向かう。田舎の道沿いには建物も結構多く、飽きなかった。やがてヴェルジッソンの役場に着き、横の坂道を登ったところにドメーヌの建物があった。 出迎えてくれたのはマダムのマルティンさんと、娘さんのアナイスさんの女性陣2人。案内はマルティンさんがしてくれた。「ウイスキーを飲む人はいますか」と尋ねるといるということだったので、「多分こちらでは珍しい日本のウイスキーです」といって、楽天で購入したイチローズモルトのダブルディスティリーをお渡しした。 ドメーヌでは、作業場と樽を置く貯蔵庫の2つの部屋に通していただいた。貯蔵庫の一角に試飲スペースがある。室内の照明は明るい柔らかい色合いで、かなり清潔だった。樽からではなく、既に開栓済みのブテイユからグラスに入れて飲ませてもらった。残念ながら、この中に人気の高いアン・ビュランはなかった。 レコーダーを聴き直してからブログエントリーにしたいので、試飲の内容については(もとより大した内容ではないが)次回に続く。プイィ フュイッセ アン ビュラン[2014]ダニエル バロー(白ワイン ブルゴーニュ)[2014] ダニエル・エ・ジュリアン・バロー プイィ・フュイッセ・アン・ビュラン・ヴィエーユ・ヴィーニュ750ml