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カテゴリ:つれづれ
妙法寺での異次元のような時空間を、お腹いっぱい胸いっぱい味わったご一行。 ![]() (妙法寺ご本尊前にて) 次なる目的地は、 創業文久二年 筝・三味線 「つるや楽器」さんへ。 三味線は沖縄のサンシン、蛇三線から伝わりました。 現在では数少ない専門店。 多くの文化がそうであるように、やはり継続することの難しさがあるようです 三味線と、蛇三線の違いは「共鳴音」=「響き」があるかどうか。 三本の糸の一本だけ違う巻き方をして、独特の共鳴を起こします。 その「響き」は琵琶やインドのシタールしか出せません。 「響き」と言えばレイキです。 勝手にスピリチュアルな楽器なんだなぁと思いました(笑)。 その音色は、すごーく心地いい。 三味線を触ることすら初めてのワタクシ。 三味線の抱え方、バチの持ち方をレクチャーしていただいて、背筋がシャキッと伸びました❗ 「さくらさくら」のさわりだけ弾いてみたよ。 バチは弾くのではなく、押さえるのですって🎵 何かそれだけなのに、汗だくになってしまいました~(((^_^;) そのあと、息子さんが津軽三味線を弾いてくださいました。 その力強さは魂にビンビン響く。 和の魂を感じる❗❗ すごい迫力。 ですが、竿の材料の紅木や、バチに使う象牙、鼈甲、動物の皮など材料は、現在の日本ではなかなか手に入らなくなってきているとのことです。 お金儲けのための買いだめ、買い占めもありますし、動物愛護の観点や、様々な面で この日本の文化である三味線は今、危機に瀕しています。 捕鯨の問題や様々な事柄にも通じている、と思いました。 どちらが正しいとか、正しくないとか、良いとか悪いとか、そういうことではなく、 なんとか共生できないかな、と思います。 詳しいこと、専門的なことは何も分からないけれど、もちろん命は大切なことは当たり前なんだけど。 食べることもそうだけど、 「命を大切に使わせていただく」 その観点がとても大事なのかもしれません。 ![]() (それにしても、ワタクシ楽しそうやな~(笑)) ………………………………………………………………………… そしてラストは 堺唯一の造り酒屋「利休蔵」さんへ。 本日から仕込みが始まるというので、 僭越ながらお手伝い。 これもまた初体験。 ![]() 堺は、室町時代から長い間酒造りが盛んでしたが、昭和20年の堺大空襲で、多くの酒蔵が焼失。 昭和46年には堺から酒蔵が完全に姿を消しました。 酒どころ「堺」の伝統を継承し、酒造りを復興させようと、有志が集まり、10年前不死鳥のごとく復活したのが❗こちらの「利休蔵」。 ………… 日本酒はもろみ造りの段階で、酒母を先にタンクに入れた後、麹・蒸し米・水を三回に分けて入れるのが一般的です。 これを三段仕込みといいます。 これにさらに五回の仕込みを加えたのが利休蔵オリジナルの八段仕込みです。 しかもこちらでは酵母から全て手作り。 五分付きの精米から、麹菌、発酵中のものまで見せていただきました。 発酵させるお部屋は、檜張り。 その上に柿渋を塗っています。 随時湿度温度を保ち、夜も様子を見に行きます。 どんだけ手間がかかってるの~(@_@;) しかもしかも、 瓶詰め、ラベル貼りまで、酒造りの職人さんが一本ずつ丁寧に行っています❗ 職人さんが❗ですよ~(;゜∀゜) 「ラベル貼りにはこのスティックのり(プリット赤)がいいんです。」 こんな情報まで(笑)。 うわわ~ これ、まるで子育て。 ラベル貼って出荷する作業は、「嫁に出す」氣持ち。 丁寧に造られた大切な大切なお酒。 無駄なく、いただきます❗ ![]() 昔ながらの和の文化。 その素晴らしさ。 命を無駄なく大切に使わせていただくこと。 この堺ディープツアーは、ディープというだけあって、心のディープなところまで響きますね~\(^o^)/ 面白かった~❗楽しかった~❗❗ 大満足でした❗ ガイドの川上さん、主催のますみん、 お出会いくださった皆様、ありがとうございましたぁぁぁ~\(^o^)/ ![]() また行こうね❗ 自分を誉めて、いたわって、自分のゴキゲンをとりましょね~(///ω///)♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.17 08:25:51
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