「日日是好日」
武術や芸事に「道」がつくようになるのは、明治時代なのだそうです。江戸時代は「術」で、剣道は「剣術」もしくは「撃剣」、柔道は「柔術」、弓道は「弓術」、茶道は「茶の湯」、華道は「立花(りっか)」、書道は「書」もしくは「手習い」、香道は「聞香(もんこう)」と言ったそうです。老子の「道(タオ)」。「道」は森羅万象の本質に迫ろうとする態度と言えるかもしれません。私たちは「道」という概念の影響を強く受けています。「道」とはプロセス、過程のことをいいます。例えば、お茶の道というものは、茶を媒体にして、人生とか自然ありようが、形から入って体に染み込んでいきます。「日日是好日」樹木希林さんが秀逸です。お茶とお菓子と生花は素敵な三角関係です。